【作家別】作品一覧
今橋愛
暁方ミセイ
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【第12回】ヒカミ、アオガキ、Sage,Rosemary and Thyme.
素肌に風が、ぞわっとぶつかって、
それを春だなあと思うのです
虫の不安がのりうつって、花の夥しい幽霊を吸い込んで、
石田瑞穂
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【第16回】T.B.C. (Terminal Baggage Claim)
ほとんど十五年前の夜
ほとんどおなじ部屋 ほとんどおなじベッド
その襞奥で虹を架ける ぼくの腕と -
【第13回】N.R.S.(Nishi-Shinjuku Record’s shop Street)
セロニアス・モンクが
スタインウェイの鍵盤から
拳でたたきだす分散和音が
大江麻衣
大崎清夏
河野聡子
佐藤文香
カニエ・ナハ
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何気なくのぞいた本屋さんで『ズッコケ中年三人組age48』という本が目にとまる。子どものころ読んだ記憶のある「ズッコケ三人組」がいまもつづいていて、しかも彼らは48歳になっているらしい。
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山田さん、橘くん
入稿が遅れてしまっていてごめんなさい。
金曜の夜に夜行バスに乗って仙台へ
土日は仙台でイベント、
日曜の夜に夜行バスで東京に帰り、
川口晴美
城戸朱理
木村ユウ
管啓次郎
橘上
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きょうあなたの二冊目の詩集が刊行された。わたしの名前が冠されている。わたしらが幸福だったときも、わたしの失調も、わたしの声はあなたの声になり、ながく人たちの記憶の庭に彫刻を設置する。
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待ち合わせ場所についたが誰もいない。「どこ?」とメールを打つ。Nが迎えにくる。待っていたMが踊っている。やってこないKがつくった歌を歌う。
野村喜和夫
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私はすでに書いていた。らくだがみえる、らくだがみえる、根も葉もあるらくだが、白い高層アパートの隣の、ひからびた、ひからびたなまこがその√であるような、不定形の空地に、と。
野口あや子+三角みづ紀
福田若之
宮尾節子+まちこ
福間健二+文月悠光
山田亮太
山田航
小峰慎也
SST+U
さいとういんこ
そらしといろ
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【第16回】『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
週番が粉末状にしてゆく
黒板に書かれた
ここからは遠い日のできごと -
【第15回】戦隊ヒーローのグリーンの微妙な立ち位置の似合う人がクラスメイトの大半ではある。
(五月の、と言うだけで爽やかさと憂鬱さを兼ね備える、
五月のイメージカラーは緑色だと思う。) -
【第14回】柱がなくても空は落ちてこないから大丈夫だって真顔で言う委員長、嫌いじゃないよ。
ターミナル駅に氾濫する
音の
ひとつが篠崎さんの歌声