【作品】一覧 詩 【第16回】コスモス (宮尾節子+まちこ) コスモスは 立ち去って行く 風に 恋をしたから 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第15回】神さまのケーキ (宮尾節子+まちこ) いちごだけ 載っかっている白いショートケーキは 神のご加護のなかにあるよう いちどだけ、なら ゆるされる、数。 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第14回】あわこ姫 (宮尾節子+まちこ) ひとりの男の ビールについてきた あわこ姫 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第13回】おやすみ (宮尾節子+まちこ) 野原の 小さな花ですら 蜜蜂のためにではない みずからのために咲いている 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第12回】いろか (宮尾節子+まちこ) 理由など見えない 上からは もっと上空からは 人も見えない 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第11回】おまえに岩とかわ一徳 (宮尾節子+まちこ) 奥武蔵 の 緑葉繁る 山懐を清く流れる 谷川のとある場所に 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第10回】てのひら (宮尾節子+まちこ) みんな てのひらになにか のってた 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第9回】朝の草 (宮尾節子+まちこ) 「ねえ、朝までいよう はじめのうさぎがいいました あとのうさぎにいいました 牛乳岳 | 宮尾節子 詩 【第8回】砂糖女 (宮尾節子+まちこ) あまさは、やさしさに 味がよく似てるから やさしさが足りないと 牛乳岳 | 宮尾節子 1/212…≫最後のページ