【作品】一覧 詩 【第16回】アンへリート 生き延びるためには技術が必要でした。 あの子がここに映っています。 白い服を着て、手には花をもって。 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第15回】地図 地図は昔 ある椰子の木が中心点 緑が枯れることはなく 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第14回】海を見るのはとても難しい 海を見るのはとても難しい。 鏡や食糧に、すぐ海は、なれるから。 つらいねと言えばつらいねと、すぐ海は優しいから。 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第13回】私は私に ぽろぽろお菓子をこぼすように 会話はかってに離散しました 真夜中に目が醒めると 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第12回】聞く係り 聞く係りになるのが好き 聞く係りは?をつかなくてすむ 聞く係りは言葉がへたでもできる 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第11回】忘れても 昨日のことがもう 思い出せません なにかとてもすばらしい 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第10回】胡蝶蘭なんて初めてもらった 巨大な段ボール箱でそれは届いた 子どもが二人は入れそうだよ それとも冷蔵庫か、何かの死体? 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第9回】特別な日 (黙祷) 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第8回】啓蟄 イネ科の雑草が弱気に生えて 黄色い家はぴかぴか建ち 晴れた庭にはガンタッカーの木霊 私と遊んで | 大崎清夏 1/212…≫最後のページ