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誰かが、コインランドリーで 何かを洗い流そうとしている でもヒステリックな内面は洗えない ポケットの小銭を数えて
2014.05.19
詩
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いまわたしはあかるいやねとさかなの国にいる ふねのような家、それとも 家のようなふねの窓から色とりどりの
2014.05.16
詩
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「牛乳だけ、買って来て」 と言われたとき わたしの脳裏に浮かぶ山なみを
2014.05.15
詩
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2014年5月7日(水) 6時30分起床。泊まりにきていたSさんが7時過ぎに起きてくる。朝食はお土産にもらったプレッツェル。8時15分前に家を出る。
2014.05.14
詩
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うすい睫毛のあちらを鴉 ちいさくなってゆく鴉 港町の
2014.05.13
俳句
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夢を見なくなると 眠りは深くなっていくが 目覚めてからが恐ろしい
2014.05.12
詩
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書記と台帳の庭で犬たちが遊んでいるよ すべて在来種だ、耳がぴんと立ち尾が巻いて キャンキャンしたやつらだがその合唱は
2014.05.07
詩
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言ってくれ、いまどこにいる、 逢坂あきら、白磁のようなその腰のくびれ、 自殺説が濃厚だけれど、
2014.05.02
詩
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野口あや子 他
あれは たしか 転校生だったころ。 新品のかばんに
2014.05.01
詩
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【第16回】T.B.C. (Terminal Baggage Claim)
ほとんど十五年前の夜 ほとんどおなじ部屋 ほとんどおなじベッド その襞奥で虹を架ける ぼくの腕と
2014.04.30
詩
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生き延びるためには技術が必要でした。 あの子がここに映っています。 白い服を着て、手には花をもって。
2014.04.29
詩
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この街から夜という夜を奪ったガソリンスタンド大炎上は、 三日三晩燃え続けた。 モノクロの映画の中に真つ黒な血が流れてた昨夜のさむさ
2014.04.28
短歌
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(なまこ連?) なまこよ、なまこよ、 身熱の
2014.04.25
詩
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野口あや子 他
すきなひとがすきな場所からすりこんだ香水みたい。生きるやりかた あかねさすむらさきルージュだれよりも下睫毛には自信があるの
2014.04.24
詩
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四時半が最終入場ですと記載されたガイドブックの 薄緑の白川通りを走ってきたはずなのに 道を間違えたらしい
2014.04.23
詩
無料コンテンツ
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短歌の本を 歌集という。 ぼーっとしはじめたのと同じくらいやから、 ここ(むすめ、1才6ヶ月)が おなかにいてた頃くらいから歌集を読んでいない。
2014.10.11
短歌
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玄関で靴を脱いで 家へ上がる もうこの世のどこにもない家へ
2014.10.10
詩
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衣装展に行ったら知らない女がついてきた 勝手に昔の事ばかり話している 今のことといえば、私のコートを指さし「それ、うさぎ?」
2014.10.08
詩
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「「あなたの満足を生むものでさえあれば、どんなにくだらない、些細なできごとでもひっぱり寄せてみたまえ、そうすれば残りの世界のすべてが、つまり、その組織、限界、価値のすべてがつづいてやってくるからだ。」」と、その本には書いてある。
2014.10.07
俳句
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最新式の、ふとったママが 悩まない貝殻を鳴らしている その音が風運ぶ死者の声にかさなって
2014.10.06
詩
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短歌の本を 歌集という。 ぼーっとしはじめたのと同じくらいやから、 ここ(むすめ、1才6ヶ月)が おなかにいてた頃くらいから歌集を読んでいない。
2014.10.04
短歌
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摩り硝子入りの玄関戸に鍵はかかっていない 近所へ買い物に出る程度なら 鍵などかけない日々だった
2014.10.03
詩
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距離をはかる たとえば、親指と中指のあいだで。手ぬぐいを使って。声の抑揚で。 人がしめしてくれる、自分となにかの距離にぞっとする
2014.10.01
詩
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2114年、大江戸州12区(旧東京都品川区)生まれ。2145年、第一句集『火焔』で帝国図書館文芸出版部国民詩歌新人賞を受賞。2165年に結社『八十島』を創立、主宰となる。2191年、アルツハイマー型認知症に伴う心不全により逝去。
2014.09.30
俳句
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陽が沈んだら束の間、 この椅子をゆずってください。 求めれば叶う十月のスクリーン。
2014.09.29
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27