POETRY FOR YOU | マイナビブックス

詩、短歌、俳句の新しいカタチを探ります。紙から飛びだした「ことばのかたち」をお楽しみください

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POETRY FOR YOU

夏は旅をした。七月には大西洋上のアソーレス諸島をめぐり、八月の終わりには奄美の徳之島に行った。遠くに行き、見知らぬものと出会う。自分のなかに「次」を受け入れる白紙状態がひろがってくることにワクワクした。何が来るのか。どこに連れだされるのか。 わからなくていい。わかろうとしないほうがいい。詩と同じだと思った。これからはじまる文月悠光さんとの「対詩」の16週間も、そんな白紙状態で臨みたいと思っている。(福間健二)

2014年09月08日発売
無料公開中

第1回   われわれは

第2回   すわりにくい椅子

第3回  レイトショー

第4回   追いぬく恋

第5回   枝葉のてあし

第6回   風の街

第7回   スイッチを渡す

第8回   妖精たち

第9回   一羽の血脈

第10回 泥棒人生

第11回 未公開

第12回 未公開

第13回 未公開

第14回 未公開

第15回 未公開

第16回 未公開


福間健二(ふくまけんじ)
 
1949年、新潟県生まれ。詩人・映画監督。詩のほかに、翻訳、映画批評など、幅広く活躍してきた。英文学と表象文化論の研究も。近年は映画にも本腰を入れている。2011年、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と藤村歴程賞をダブル受賞。そのほかの詩集に現代詩文庫版『福間健二詩集』99、『秋の理由』00、『侵入し、通過してゆく』05など。映画監督作品に『岡山の娘』08、『わたしたちの夏』11、『あるいは佐々木ユキ』13など。
 

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文月悠光(ふづきゆみ)
 
詩人。1991年生まれ。2010年、高校3年の時に出した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少受賞。2013年、第2詩集『屋根よりも深々と』刊行。雑誌に詩、書評などを執筆するほか、NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」での詩の朗読など広く活動中。

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