【作品】一覧 俳句 【第13回】別の女の話(5) 「酢豆腐」という落語をご存知でしょうか。私も子供の頃、お菓子目当てで父について寄席に行った時分に聞き齧ったぎりですけれども…。 たか女綺譚 | 外山一機 詩 【第13回】彼女の好きな詩人(福間健二) 本を大事にしない。きみはそうやって自分を主張しているんだね。昔、大野先生が彼にそう言った。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 短歌 【第12回】このへんの鳶 山で見ると無敵にかっこいい、ということが鳥にもあるのではないか。街に降りるとそんなでもなくて。 草の立つ山 | なみの亜子 詩 【第12回】日録(12) 長針が一つ動き今日の一日が終わり 見上げれば明かりが目の内側に眩しく 日録 | 森川雅美 詩 【第12回】泣く あなたは乳母車から 水が噴きだすのを見ていた とうめいなおどり | 三上その子 俳句 【第12回】別の女の話(4) 『風知草』の巻頭に三田村草干の句を見たときの驚きは、今でもはっきりと覚えております。愚陀愚陀会の句とはまるで違う艶やかさがありました。 たか女綺譚 | 外山一機 詩 【第12回】図書巡礼(文月悠光) 部屋をかたづけるのはきらい。お母さんから「早くかたづけなさい」って急かされるのはもっときらい。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 短歌 【第11回】そんなこんなを詠んでおります(その三) 宮さんの参道わきより引き来たるこっそりした木はコウゾでありぬ 草の立つ山 | なみの亜子 詩 【第11回】日録(11) ぼくたちははじまりのまだ記されぬ白にひとつの点が明滅する階段をのぼる 日録 | 森川雅美 3/48最初のページ前へ…12345…≫最後のページ