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それはひょんなことから始まった――いや、むしろ、すでにそれと分からないかたちで進行していたことが不意に露見した、と書いたほうが適切かもしれない。
2014.11.18
俳句
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あかね雲の下に 光る物体がある。 バス停から歩いていって その物体を盗む。
2014.11.17
詩
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11月そんなに多くはほしいものない わたしにはかぞくがいるから
2014.11.15
短歌
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記憶の家のトイレでおしっこはできない 大人になってからは夢のなかでおしっこしようとすると目が覚めるから おしっこをするというのは現実の現在でしか不可能な 現実の現在を確かめる行為なのだろうか
2014.11.14
詩
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「碧です。すっかり遅くなって」 電話を取ると、君は言った 「どこにいるの?」 「ホテルの…」 そう言ったきり音が聞こえなくなった
2014.11.13
詩
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とくにこだわりもなく、ただ人が好きなだけなのでテレビを見ている
2014.11.12
詩
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周知の通り、リュミエール兄弟とエジソンの発明に始まるとされる近代映画史の黎明期には、映画はサーカスの曲芸などと同じように、見世物の一形態として扱われていた。
2014.11.11
俳句
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駆け出すと、途端に手足を見失う。 大手を振って、と言うけれど それはわたしの身体を振りはらうこと。
2014.11.10
詩
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きょうは とりをおいかけるひと なんども木にぶつかりそうです とりばかりみて
2014.11.08
短歌
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姉は18年後に家を出て遠ざかっていきます 弟は姉よりも6年遅れて生まれて19年後に家を出ます どこへ向かっているのかわかりませんが姉も弟もときどき戻ってきます
2014.11.07
詩
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「今夜は品川にいます」 「品川か。二十時くらいなら行けるよ。 どう? 君も僕も東京にいるっていうのはそうない。
2014.11.06
詩
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この道の暗さ、見えなかった頃に似てる、お茶の匂いもする 懐かしい暗さ、生まれてくる前のことをいっているのではない
2014.11.05
詩
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芭蕉のやつは俺のことを「旅人」だと書いた。それは確かに正しい。だが生憎、そう書いた芭蕉自身と同じように、そいつは俺の生業じゃない。
2014.11.04
俳句
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眠る木になったぼくの皮を剝いで あっという間に通りすぎていった人生。 生きて、感じて 死んで、どんな歌になるのか。
2014.11.03
詩
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「自分のために花」(第4回 参照)の「花」が、 今の自分にはぴんと来なかったので みどり(根っこのあるやつ)を買うことにした。
2014.11.01
短歌
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母親は、三年前の朦朧とした夏に、一人で娘を産み、その三日後、役所に赴いて、出生届と同時にひとり親の申請を済ませ、子供手当なども合わせれば毎月五万円ほどの受給を受けられることになった。
2015.02.28
短歌
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【第5回】存在しない俺、なんて存在しなかったことにするために吹け春一番。
『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
赤、青、緑色のジャージがちらちら、またたく 甲高い声援を送る女子のジャージの上着の袖口
2015.02.27
詩
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10年ちかく 子供を相手にしていたら けっこう 日々が 擬態音 なった
2015.02.26
詩
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日向ぼこ緊急地震速報鳴る 猿丸
2015.02.24
俳句
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ほとんど読まないままの 人口が 休んでいる
2015.02.23
詩
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さきちゃんとペンギンさんはとっても仲良しです。 さきちゃんとペンギンさんはいっしょにお出かけするのが大好きです。
2015.02.21
短歌
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【第4回】強いコーヒーになったら優しいミルクな君とカフェオレみたいな放課後を過ごしたい。
『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
いくらか春めく光りを 帯に見せる空気中の埃にさえ 静謐な魂が宿っているような
2015.02.20
詩
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わたしは父のおそい子供だったので わたしの父は 戦争に行ったったことがある
2015.02.19
詩
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くしやみから外れて鳥の走りけり 智哉
2015.02.17
俳句
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犬にとって 空を飲むことは どんな満足ももたらさない。
2015.02.16
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27