ほとんど読まないままの
人口が
休んでいる
指を三本
ラップにくるんで
それらしい痛みを
待ったが、
一生を通じて台の上に乗っている人はいない。
 
足のあいだに立って
小さな物語を教育する
責任
そのダメージ
いつだって
人は来ているのだから。
 
ひっぱってきて
重ねたまえ。
そういう声がして
むしょうに
指を倒したくなる。
父ってこうなるんですね。
わからなかった。