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くせっ毛をもつれさせたまま 市営住宅の入口に立っていた6歳のわたしは 田圃と畑と道の向こう
2014.09.26
詩
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国道沿いの何もない街だった 東京のベッドタウンになるには少し遠く 地方の小都市となるには少し近すぎていた
2014.09.25
詩
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村にはいつも同じものしかないのに、おもしろいものがあるよ、と言われ、なんでも楽しみにする友がいるから、手をつないでいっしょにみにいく。
2014.09.24
詩
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クロコスミアはアヤメ科ヒメトウショウブ属の植物の総称である。生前の父方の祖母の記憶は、結局曖昧なままだ。アフリカ原産。
2014.09.23
俳句
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だれかひとりのために この椅子があるわけじゃない。 あきらめない他人の のどを通るせつなさを実体化する
2014.09.22
詩
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九月某日 じてんしゃのまえに ここ(むすめ、1才6ヶ月)を乗せて じてんしゃで緑地をいくときは伏し目がちでいく。なぜか。
2014.09.20
短歌
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夏の終わりにタクシーで通りかかったとき 18歳まで暮らしていた家がどこに建っていたのか わからなかった
2014.09.19
詩
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どこから話す? 何月だったかも思い出せない 低く垂れ込めた雲だけを憶えている 私はそこまであなたを思うことはできない 君がそう言った
2014.09.18
詩
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夜中、文字を忘れる 言葉を忘れたわけではないが さっきまでみていた夢が楽しかったので残酷な忘れだ
2014.09.17
詩
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――ひさしぶりに訪ねた友人は、約束の時間にずいぶん遅刻してしまった僕を快く迎えてくれた。コンピューターにつながれたスピーカーから、ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が流れている。
2014.09.16
俳句
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「せつない」と 口にしたときの響きが せつなさだと思う。
2014.09.15
詩
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「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season3。土曜日のご担当は歌人の今橋愛さんです。
2014.09.13
短歌
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「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season3。金曜日のご担当は詩人の川口晴美さんです。
2014.09.12
詩
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「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season3。木曜日のご担当は詩人の木村ユウさんです。
2014.09.11
詩
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「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season3。火曜日のご担当は俳人の福田若之さんです。
2014.09.09
俳句
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おおみそかと ついたちのあいだには やねがあるような気がしつつ わたった
2015.01.10
短歌
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6畳間の吐き出し窓の縁であお向けに寝転んで 夕暮れの山へと滲んでいくひぐらしの声を
2015.01.09
詩
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これから、(という言葉に失望) そのときにはまだ、なにも行われていない
2015.01.07
詩
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組み上げて歌留多を塔にして壊すーー
2015.01.06
俳句
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逃げていくボールと 帰ってくるボールからの反射が だれもが見上げることのできる空に交差して
2015.01.05
詩
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じてんしゃのまえに載せて 信号でとまるたびごと つむじにキスを
2014.12.27
短歌
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静かな夜には たまに天井裏をカタタッと小さな足が駆け抜ける音がする ネズミもファンタジーじゃなく
2014.12.26
詩
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しんとしている 飯は暗い 基本的に暗いものだから 赤い照明(出来る。あの時見たもの)
2014.12.24
詩
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近代的なクロスワード・パズルのはじまりは、1913年12月21日発行の『ニューヨーク・ワールド』誌の娯楽欄「FUN」に掲載された、
2014.12.23
俳句
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鉛筆の芯を包んだあとに 名も無い切り株になった。
2014.12.22
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27