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いや、ちがう お風呂場に鏡はなかったから手探りで 意固地な子どもは少しずつ子どもの体を脱ぎ捨てていったのだ
2014.12.05
詩
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小さな時から まわりの人間が次々に死んでいった 生きている人間も幸福には
2014.12.04
詩
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「歌舞伎は、話している人以外みんな止まっている!」 話のききかたの本来のかたち きれいな姿勢でじっと聞く
2014.12.03
詩
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凍土からむくむくと人型になる ↓ 凍っ た 土、 と いう 状態 に 始まり、 膨張 する 様子、 で もっ て、 人 の 形、 へ 向かっ て、 変わる。
2014.12.02
俳句
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香りのいい酒を飲み 睫毛と鼻のかわいい人と 砂の斜面をすべりおりた。
2014.12.01
詩
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明日ともだちに会うというのに着る服がない。 いやちがう。部屋ひとつ。へたしたら部屋ふたつをこれ全体衣紋掛け
2014.11.29
短歌
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プリン型は金属製で 冷凍室から出すと白くけむって指の皮膚にはりつくように冷えている
2014.11.28
詩
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「君の声って、優しいハーモニカを聞いているみたいだ。 でもだから聞いていたいわけじゃない。 晩ご飯? ウィスキー飲んでるよ」
2014.11.27
詩
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イヤホンガイド「(他人の愛)」 うるさい 整った顔よりブスかどうかの微妙なところ そんな女とやりたくなる
2014.11.26
詩
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以下は、宇宙知的生命学会におけるZ. F. ボルター氏の報告発表と、その後の質疑応答の記録を翻訳したものである。
2014.11.25
俳句
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鳥たちの目は知っていた。 人間は、風を受けてすすむ ちいさな舟の帆である。
2014.11.24
詩
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あたしはねすぎて おきて、おきたときじこけんおがきてしまうのは まんようしゅうのげんこうをかけてなくて、そのこと。それの のこりがある。
2014.11.22
短歌
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台所の床を 昼と夜の2回ずつ母親は毎日水拭きする 大きくなってからはわたしもやった
2014.11.21
詩
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夜中に目が覚めると 伝言ランプがついているのに気がついた 酒を飲んだら 電話には出ないことにしているので 音は切ってあった
2014.11.20
詩
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こども、おとなのまなざし を全身にうけ なにかをやり せりふのあと 拍手喝采 あたたかい笑いに包まれるあの ざわっ の不気味さ
2014.11.19
詩
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軽やかに歩くこと 風が吹き 遠くから夢のように青い空が来る
2015.03.14
短歌
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【第7回】【急募!新入部員!】劇団卒業準備委員会【未経験者歓迎・裏方同時募集中】
『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
パイプ椅子を折りたたむ手の平たちは 銀色の匂いに浸されて潤んでいた
2015.03.13
詩
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1円にも ならないものを 空気から かきあつめて わたしは 歌う
2015.03.12
詩
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世界地図に株価灯りぬ春隣 猿丸
2015.03.10
俳句
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手入れのない やさしい兵器 つぶを押すたびに
2015.03.09
詩
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たくさん雨が降った、次の日の朝のこと。空はきれいに晴れ渡り、さきちゃんちの屋上には水色の水たまりができている。
2015.03.07
短歌
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【第6回】情報処理室のパソコンみたいに私たち、フリーズしている暇なんてないのだ。
『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
「手のひらを合わせたまま両腕を頭上にあげて、はいミナレット!」 「ていうか、ベルベル人ってなんか可愛いよね、響きが。」
2015.03.06
詩
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下高井戸を 自慢するとき ここの住人たちは こう言う
2015.03.05
詩
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昆虫が電流のやうな速度で繁殖した。 地殻の腫物をなめつくした。
2015.03.03
俳句
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すぐに何かをしようとして、 川と そうでないところが
2015.03.02
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27