【作品】一覧 詩 【第4回】日録(4) ぼくたちは水よりもなおはやく流れる ひがな一日をよろめき歩く足取りで 日録 | 森川雅美 詩 【第4回】ニカラグアは燃えているか ニカラグア寄金 の舞台のうえで 理論 スィーオリー りーろん とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第4回】夜ばらの街(文月悠光) 手の中から苺が消えた。ああ、また飛んできたな。大方〈住人〉のしわざに違いない。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 詩 【第3回】日録(3) 私たちは小さな石のひとつひとつ 掌に包みこめばあたたかく光り 日録 | 森川雅美 詩 【第3回】重力のレッスン チョコレートの板 のように 筋が刻みつけられた てらりと光るその ひとり用の 肘かけ椅子 とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第3回】百年後の苺(福間健二) ヤジマさん、でしたね。作家は彼女の質問に答えずにそう言った。わたし、自分がいなくなっている百年後とかの世界を思うとぞっとするんです。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 詩 【第2回】日録(2) 掴むてのひらの感触が痛みになり 青空にはゆっくりひとひらの雲は流れ 日録 | 森川雅美 詩 【第2回】Cherry 赤ん坊に いけない水を飲ませようかと 思案しているあなたは とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第2回】戯れの子ども(文月悠光) うちのお父さんは作家みたいです。それまでは紙屋さんだと思っていた。絵を描くのが好きな私のために、 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 5/34最初のページ前へ…12345…≫最後のページ