【作品】一覧 詩 【第13回】日録(13) 静かの眼に落ちる悲しみが波紋となり拡がっていき、誰かもわからない人たちの声が小さなさざ波を立て、 日録 | 森川雅美 詩 【第13回】つみれるみちゆき 動いたらとめない これは鉄則 足が出たら前へ とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第13回】彼女の好きな詩人(福間健二) 本を大事にしない。きみはそうやって自分を主張しているんだね。昔、大野先生が彼にそう言った。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 詩 【第12回】日録(12) 長針が一つ動き今日の一日が終わり 見上げれば明かりが目の内側に眩しく 日録 | 森川雅美 詩 【第12回】泣く あなたは乳母車から 水が噴きだすのを見ていた とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第12回】図書巡礼(文月悠光) 部屋をかたづけるのはきらい。お母さんから「早くかたづけなさい」って急かされるのはもっときらい。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 詩 【第11回】日録(11) ぼくたちははじまりのまだ記されぬ白にひとつの点が明滅する階段をのぼる 日録 | 森川雅美 詩 【第11回】チェンジリング 鏡のなかのわたしは ほんとうのわたし? とうめいなおどり | 三上その子 詩 【第11回】スロヴェニアの青い糸(福間健二) なんの悩みもないように広がる風景のなかに、突然、戦争の記憶をよみがえらせる窪みがあらわれる。何を言おう。第一次世界大戦と第二次世界大戦。 POETRY FOR YOU 2 | 福間健二+文月悠光 2/34最初のページ前へ…12345…≫最後のページ