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森に棲み、神の使いとされながら 子殺しをするハヌマンラングール、 もはや、灰白の毛と長い尾だけが人間との違い
2014.08.18
詩
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あなたは摂氏28度、正味4メートル×5メートル×3.3メートルの 空間のなかにいる。 空間の湿度58パーセント、これならとくに問題はおきない。
2014.08.15
詩
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野原の 小さな花ですら 蜜蜂のためにではない みずからのために咲いている
2014.08.14
詩
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山田さん、橘くん 入稿が遅れてしまっていてごめんなさい。 金曜の夜に夜行バスに乗って仙台へ 土日は仙台でイベント、 日曜の夜に夜行バスで東京に帰り、
2014.08.13
詩
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これ飲んだだけでも好きな占い師がわかる、その焼酎は三岳。竹はバンブウ。竹といえば小6のころ。墓の裏に竹で。
2014.08.12
俳句
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煙草の煙がゆらめいている それを取る手もなければ 消す手もないままに。 煙は立ち上がり、広がって しずかに大気に隠れていく そんな気配が 朝の空気に潜んでいる気がしたのだが。
2014.08.11
詩
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むかしむかしやねのうえから さびしい夜がやってきて おじいさんとおばあさんの おへそをぬすみに 家にしのびこみました
2014.08.08
詩
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理由など見えない 上からは もっと上空からは 人も見えない
2014.08.07
詩
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待ち合わせ場所についたが誰もいない。「どこ?」とメールを打つ。Nが迎えにくる。待っていたMが踊っている。やってこないKがつくった歌を歌う。
2014.08.06
詩
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帰宅すると部屋が31℃なのです萎えますよね、萎えるのでとりあえずクーラーをつけてぱんついっちょになりますでしょ、なったところでカーテンをしめます、
2014.08.05
俳句
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梅雨が開けて、 空がラピスラズリのように硬くなった 海辺には積乱雲が積み上がり、 世界は不穏さを増していく 登り詰めていく水銀柱のように
2014.08.04
詩
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わたしの国の言葉をはなす役人によると、歩く人は、幽霊たちが極端に多くなった年に、きまって現れるのだという。歩く人が現れるとき、ぜったいに、ひとりではない。
2014.08.01
詩
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奥武蔵 の 緑葉繁る 山懐を清く流れる 谷川のとある場所に
2014.07.31
詩
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心をつよく保とうとしてきみたちがいるということを言葉によってたしかめる
2014.07.30
詩
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通いつめれば認められるのか 逃れられない 内陸だから
2014.07.29
俳句
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ともだちに会う。わたしが ここ様連れの為、 気づかって彼女がわたしたちの住んでる町まで来てくれて
2014.12.06
短歌
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いや、ちがう お風呂場に鏡はなかったから手探りで 意固地な子どもは少しずつ子どもの体を脱ぎ捨てていったのだ
2014.12.05
詩
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「歌舞伎は、話している人以外みんな止まっている!」 話のききかたの本来のかたち きれいな姿勢でじっと聞く
2014.12.03
詩
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凍土からむくむくと人型になる ↓ 凍っ た 土、 と いう 状態 に 始まり、 膨張 する 様子、 で もっ て、 人 の 形、 へ 向かっ て、 変わる。
2014.12.02
俳句
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香りのいい酒を飲み 睫毛と鼻のかわいい人と 砂の斜面をすべりおりた。
2014.12.01
詩
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明日ともだちに会うというのに着る服がない。 いやちがう。部屋ひとつ。へたしたら部屋ふたつをこれ全体衣紋掛け
2014.11.29
短歌
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プリン型は金属製で 冷凍室から出すと白くけむって指の皮膚にはりつくように冷えている
2014.11.28
詩
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イヤホンガイド「(他人の愛)」 うるさい 整った顔よりブスかどうかの微妙なところ そんな女とやりたくなる
2014.11.26
詩
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以下は、宇宙知的生命学会におけるZ. F. ボルター氏の報告発表と、その後の質疑応答の記録を翻訳したものである。
2014.11.25
俳句
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鳥たちの目は知っていた。 人間は、風を受けてすすむ ちいさな舟の帆である。
2014.11.24
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27