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もう何年も虹を見ていない 天候は、あまりに気まぐれで 人生を揺さぶったりもする
2014.06.30
詩
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ふねの現在はつねにあなたにかかっている あなたは毎日休みなく働き続ける あなたがいなければふねは進まない あなたがいなければふねは沈む あなたがいなければふねはばらばらになり
2014.06.27
詩
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わたしばかだから やめてほしいの それは。
2014.06.26
詩
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6月18日 前日の深夜、作業している最中に寝てしまい、気付いたら朝6時。パッと風呂に入り、借りてきた映画を見る。
2014.06.25
詩
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視界の右奥を、白い鷺が、より右へ、歩いている その、より奥から、笛の音がきこえる 視界の真ん中の奥を、べつの鷺が右へ歩いてゆく
2014.06.24
俳句
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水着を広げたら 去年の砂がこぼれ落ちた 骨を砕いたような白い砂は
2014.06.23
詩
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ある日刑事たちがやってきてわたしをカツ丼食堂へ連行するふたりの刑事たちはわたしを外へ連れ出し、黒塗りの乗り物にのせ、移動する。でたらめなくらいそっくりで、似ていないふたりだ。
2014.06.20
詩
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ぽとんと うしろで小さな音がした ふりむくと裏の草むらに
2014.06.19
詩
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6月11日 長く書いていた論文を編集部に提出。校正後、九行オーバーとのことで、必死で本文を削る。彼のファンにも、というかむしろ彼を毛嫌いする人にこそ読んで欲しい。
2014.06.18
詩
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人たちが梅雨のなかみだ 僕はそう 体を幅にしておしのけた
2014.06.17
俳句
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ずっと、海を見ていた 青白く光る波を 波の音を聞きながら
2014.06.16
詩
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曲がる地平線に斜めから光がさしこんで朝がはじまる。今日もふねがやねのうえをわたっていく。やねのふねをみるのは楽しい。
2014.06.13
詩
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おとながゆうと こわい 「しんでもわすれません」
2014.06.12
詩
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6月4日(曇り) わたしはそこから歩けるようになった。たくさんのひとが来て手をあわせたりなみだを流したりしていく。
2014.06.11
詩
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環七のツツジは夜も花盛り メールをくれる人がくれない がじゅまるパーティー 植物を提げてメトロに乗り込んで愛と心中しにゆく少女
2014.06.10
俳句
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きょうは とりをおいかけるひと なんども木にぶつかりそうです とりばかりみて
2014.11.08
短歌
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姉は18年後に家を出て遠ざかっていきます 弟は姉よりも6年遅れて生まれて19年後に家を出ます どこへ向かっているのかわかりませんが姉も弟もときどき戻ってきます
2014.11.07
詩
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この道の暗さ、見えなかった頃に似てる、お茶の匂いもする 懐かしい暗さ、生まれてくる前のことをいっているのではない
2014.11.05
詩
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芭蕉のやつは俺のことを「旅人」だと書いた。それは確かに正しい。だが生憎、そう書いた芭蕉自身と同じように、そいつは俺の生業じゃない。
2014.11.04
俳句
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眠る木になったぼくの皮を剝いで あっという間に通りすぎていった人生。 生きて、感じて 死んで、どんな歌になるのか。
2014.11.03
詩
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「自分のために花」(第4回 参照)の「花」が、 今の自分にはぴんと来なかったので みどり(根っこのあるやつ)を買うことにした。
2014.11.01
短歌
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生まれた日の朝のことは覚えていないけれど 記憶は脳ではなくこの身体のどこかに 仕舞いこまれているのだろうか
2014.10.31
詩
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さむしろに 衣かたしき今宵もや 我を待つらん宇治の七綾姫 と呟き笑う 願掛け帰り こんなことでは叶わぬのに 裂き給えと唱えるたび ア、どんな着物か、赤い着物か 敷くのは 筆のはらいはあの黒髪 思い出し イヤラシイ
2014.10.29
詩
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皆様、このプロローグは作者のものではございません。という文言でジャン・コクトーの戯曲『オルフェ』は始まります。ですが、今回皆様のお目にかけようとしているのは、その『オルフェ』からト書きの一部を引き抜いて、それらに俳句をくっつけてしまおうということなのです。
2014.10.28
俳句
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一度も会ったことがないので その人が死んでいるという気がしない。 押してへこませたスイッチを
2014.10.27
詩
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詩歌作品発表ブログ「日々が紙から飛びだして」開設のお知らせ2013.12.27