【作品】一覧 短歌 【第7回】無題 軽やかに歩くこと 風が吹き 遠くから夢のように青い空が来る 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第6回】水色の水たまり たくさん雨が降った、次の日の朝のこと。空はきれいに晴れ渡り、さきちゃんちの屋上には水色の水たまりができている。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第5回】二年前の秋 母親は、三年前の朦朧とした夏に、一人で娘を産み、その三日後、役所に赴いて、出生届と同時にひとり親の申請を済ませ、子供手当なども合わせれば毎月五万円ほどの受給を受けられることになった。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第4回】さきちゃんとペンギンさんのお話 さきちゃんとペンギンさんはとっても仲良しです。 さきちゃんとペンギンさんはいっしょにお出かけするのが大好きです。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第3回】時間 3、4、5、6、7、8、って、数えてみた。それから、来る日も来る日も笑った。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第2回】一日 去年の暮れ、京都から東京に仕事で来ていた友だちとご飯を食べながら私は言った。 「人って、一日の中でやらなきゃならないことがあるでしょ。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【第1回】間取り 徳川ビルは東京のA川沿いにある。川向いから眺めると、ボードで作った箱のよう。平行にあるべき各階の窓や軒(のき)(のき)の横軸(よこじく)(よこじく)が微妙に平行ではない。 冬はつとめて | 花山周子 短歌 【作家紹介】花山周子さん 「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season4。土曜日のご担当は歌人の花山周子さんです。 冬はつとめて | 花山周子 2/2最初のページ前へ…12