【作品】一覧 詩 【第6回】雪の映画祭 速く走る電車のために 雪は真横に降って 紙工場の煙とか 私と遊んで | 大崎清夏 短歌 【第6回】第六週 思い出す。 ひたすら南へ向かったことを。 とびっきりのやわらかな毛布を用意したことを。 流星の予感 | 山田航 詩 【第5回】きわめて歌うように 長短さまざまな棒状の生 ならぶ なごむ なまこサバイバル | 野村喜和夫 詩 【第5回】遊具の時間、2 もう庭へ出てもいいよね いもうとは柑子の皮をぺろりと吐きぬ 微熱なる唇にはさまれたままアイスの棒の「アタリ」ひかれり 気管支たち | 野口あや子 | 三角みづ紀 詩 【第5回】アムステルダム 水路が扇のように風を生む北の港町だ 路上を埋めつくすかもめたちをかわしながら歩く こんな冬の底で夏の夜のひまわりを思えば 遠いアトラス | 管啓次郎 詩 【第5回】ベッドと朝食 一軒の家があり 私たちは集まった 部屋は体温で暖まり 私と遊んで | 大崎清夏 短歌 【第5回】第五週 僕らは確かに 追われているのだろう。 誰からかはわからなくとも、 流星の予感 | 山田航 詩 【第4回】サヤのほうへ 血の色をした電車に乗って 私たちはすすむ サヤ なまこサバイバル | 野村喜和夫 詩 【第4回】遊具の時間、1 うれしいと 口にだして みたのです 気管支たち | 野口あや子 | 三角みづ紀 46/48最初のページ前へ…464748…≫最後のページ