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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
無論、女房殿に気づかれないよう、それは気をつかったものさ。家庭を壊しちゃ、なんにもならないし、それじゃ男の風上にもおけないからね。だから、時によっちゃ配達と同時におっぺして、二十分位でことをすませ、とんで帰ったようなこともあったね。
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【第4回】ファースト・フード時代の幕開け〔昭和四十年代〕(1)
この時代を思い返し、やはり忘れられないのは四十六年の日本マクドナルドの銀座店開業だろう。三十九年に新幹線が東京――新大阪間で開通し、四十一年にはビートルズが来日している。
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「次の曲は、新しい曲です。エピゴーネンという曲です。聞いてください」
僕はマイクの前から一旦下がって、ドラムのカウントを待った。
秋も深まり、紅葉していた木々が枝だけになる頃、僕らのバンド、Cause は精力的にスタジオに入って練習をし、秋のツアーと恥ずかしげもなく銘打って月2回のペースでライブをしていた。 -
夏休みに入って、ぼくの家はちょっとした合宿所のようになっていた。
高級住宅地の一角、周辺で最も大きなお屋敷がぼくの家だった。庭から回ると、1階のリビングに直接入れるのと、そのサッシに鍵をかける習慣がなかったので、友人たちの多くは玄関を使わずに溜まり場になっていたリビングに直接出入りしていた。 -
後年、家屋を新築し、新装開店をした折、営業面積の比率で手伝いに来たコーヒー会社の営業マンも驚くような売り上げを記録したことがあるが、数日後、ドスンと落ちて、これまたびっくりしたものだ。
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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
達也の頭に一瞬ひらめくものがあった。無料で宣伝という手段がある。日頃、自分の中で夢が肥大してゆけばゆくほど、達也は身を慎まなければならないと考えていた。
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今日は、娘の運動会だ。
幸いなことに天気は晴天で、子供たちの笑顔がはじけるような休日になりそうだと私は思った。
11/20