【作品】一覧 詩 【第16回】庭には 6畳間の吐き出し窓の縁であお向けに寝転んで 夕暮れの山へと滲んでいくひぐらしの声を ビタースイートホーム | 川口晴美 詩 【第16回】第二章・予告 君のことを考えながら ウィスキーを飲んでいる いま隣にいないこと ランコントル | 木村ユウ 詩 【第16回】月曜日 これから、(という言葉に失望) そのときにはまだ、なにも行われていない 忘れる前 | 大江麻衣 俳句 【第16回】? 組み上げて歌留多を塔にして壊すーー 塔は崩れ去った | 福田若之 詩 【第16回】その手のなかに 逃げていくボールと 帰ってくるボールからの反射が だれもが見上げることのできる空に交差して POETRY FOR YOU | 福間健二 短歌 【第15回】12月のうた そのいち じてんしゃのまえに載せて 信号でとまるたびごと つむじにキスを ここと うたと ことばのれんしゅう | 今橋愛 詩 【第15回】裸足のことば 静かな夜には たまに天井裏をカタタッと小さな足が駆け抜ける音がする ネズミもファンタジーじゃなく ビタースイートホーム | 川口晴美 詩 【第15回】君の帰りを 君のことを考えながら ウィスキーを飲んでいる いま隣にいないこと ランコントル | 木村ユウ 詩 【第15回】降雪 しんとしている 飯は暗い 基本的に暗いものだから 赤い照明(出来る。あの時見たもの) 忘れる前 | 大江麻衣 20/48最初のページ前へ…1617181920…≫最後のページ