【記事】文芸一覧
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ぼくはてっきりパパとママの一人息子なんだって勝手に思っていたから、「ただいまー」と言って、ぼくよりうんと背の高い、日に焼けた、黒いキャップをかぶった男のひとが手慣れたようすで家に入ってきたときは仰天した。
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「一度、負けちまった方がいいんだよ、国も人も。」
歳三はふと、ある人物が言った言葉を思い出した。
「そうか、勝さんが言っていたのは、このことだったのか?」 -
レコーディングの機材が揃ってきました。ミキサー(PA用ですが)、マイク、マイクスタンド、エフェクターなどです。マイクは、SHUREの57、58というのが全部で25本近くありました。
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てんてん手鞠、良い手鞠…………。
子供の遊び歌ってものは、いつだって心をなごましてくれるもんです。私は殊に、この手鞠歌が好きでした。 -
大学3年生になるとそろそろ進路を考えなければなりません。
ミュージシャンとして自分が出来るのか考えてみました。ギタリストは多いので活躍出来る可能性は低いし、それ以前に音楽理論も分っていないし、顔はダサい上に背も低い(笑)ので、プロにはなれないと思いました。 -
11月22日、箱館から回天丸と神速丸が開陽丸救出の為に江差に到着したんだが、また風が強くなってきたために、この2隻は波に翻弄され始めた。
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その日、正義は珍しく朝から事務所の手伝いに借りだされていた。出がけに〈雑司ケ谷スイーツ〉の店先を見ると、平日なのにシャッターがしまったままで「本日臨時休業」の張り紙がしてあった。家のなかでも見かけなかったから、花梨はどこかに出かけているのだろう。
彼の父親、不動征四郎(せいしろう)が経営する弁護士事務所は、都電荒川線の踏切を渡った向こう側にある。正義が自宅から歩いて事務所まで来ると、一台のバンが建物の前に停まっていた。
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