夜想曲 第三夜 ―小松引き― | マイナビブックス

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夜想曲 第三夜 ―小松引き―

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喫茶店「夜想曲」。ここを訪れた人たちの様々な人間模様を紡ぐ短編小説集。

戦前の東京・麻布十番にある、怜と透という混血の姉弟が営む喫茶店「夜想曲」。ここを訪れた人たちの様々な人間模様を紡ぐ短編小説集。半襟商の老人・渋谷は、実は16年前に死んでいた。しかし、やがて生まれてくる孫娘正子に一目会いたくて、幽霊となり庭の松の木に住み着き、正子の成長をひっそりと見守っていた。やがて17歳になった正子に縁談が持ち上がる。しかし、正子は4年前に出奔した使用人の圭太に心を寄せていたのだった……。

目次

 

【第1回】
【第2回】
【第3回】
【第4回】
【第5回】
【第6回】
【第7回】
【第8回】
【最終回】

なりたまさひろ

ナリタマサヒロ

秋田県・白神山地の麓がルーツの道産子。
フリーライター&スチールカメラマンとして全国各地を取材で飛び回っている。
著書に『列車』『日本全国小さな歴史発見の旅 東日本編』『日本全国小さな歴史発見の旅 西日本編』(すべてマイナビ)など。