2016.06.15
プログラミングというと、なにやらハイスペックで難しい作業、というイメージがあるが、実はMacBookでもその現場で十分活躍できる。MacBookを使って開発と経営の両方をこなす中村享介さんは、「MacBookがあれば、どこでも開発できる」と断言する。
MacBookで十分な理由
プログラミングと一口に言ってもさまざまな分野があるが、中村享介さん率いるピクセルグリッド(PixelGrid)ではジャバスクリプトやHTML5などWEBのフロントエンド技術に特化した開発をメインに行っている。スタッフ15名のうち、11名がフロントエンド・エンジニアという開発ドリブンの会社だが、デザイナーや編集も含め全員がノート型Macを使っているという。その中でMacBookを使っているのは中村さんと、同社が配信する有料の技術情報サービス「CodeGrid」の編集者の2名。
「基本的にマシンも開発環境もスタッフが使いたいものを自分で選んでもらっています。Macを会社で支給したわけではありませんが、購入費の半額を会社が持つという仕組みを採用しています」
学生時代から現在までウィンドウズやMac、リナックスなどさまざまなコンピュータを利用してきた中村さん。2010年からは13インチのMacBookエアを使い、現在はMacBookだけで開発とマネジメント業務の両方をこなしている。
「MacBookを選んだ理由は2つあります。1つは打ち合わせなど外出することがあるので軽いマシンが欲しかったこと。もう1つはフロントエンドの開発ではコンパイルの処理が必要ないので、MacBookの性能があればまったく支障ないためです」