【作品】一覧 短歌 【第4回】第四週 いつかガソリンが尽きるときも来る。 よく目立つ赤い車はせめてもの擬装で夕暮れに燃え上がれ 僕らの旅が終わるときも来る。 流星の予感 | 山田航 短歌 【第3回】第三週 逃亡者はとりあえず海を目指すものなのだろうか。 二人くらいは砂丘を目指してみるのもありなのではないだろうか。 でも君が「海がいいの」と言った以上は従うさ。 流星の予感 | 山田航 短歌 【第2回】第二週 雇ってもらうのは大変だったのに、 クビにしてもらうのはずいぶんと簡単だった。 上司の顔を殴るまでもなく、 山田航 短歌 【第1回】第一週 月ばかり満ちてゆくから僕たちは浅瀬に暮らすしかない浅蜊 「月曜日が嫌い」という君のために、 僕は会社をクビになることに決めた。 流星の予感 | 山田航 8/8最初のページ前へ…678