アルツハイマーの夫を与えられた妻の心の記録
目次
【第0回】はじめに
【第1回】第一章 病がやってきた ―(1)
【第2回】第一章 病がやってきた ―(2)
【第3回】第二章 変化といくつかの引き金 ―(1)
【第4回】第二章 変化といくつかの引き金 ―(2)
【第5回】第二章 変化といくつかの引き金 ―(3)
【第6回】第二章 変化といくつかの引き金 ―(4)
【第7回】第二章 変化といくつかの引き金 ―(5)
【第8回】第三章 私はこれから何をなすべきか ―(1)
【第9回】第三章 私はこれから何をなすべきか ―(2)
【第10回】第四章 一人芝居の幕開け
【第11回】第五章 アルツハイマーの彼と共に歩んだ日々 ―(1)
【第12回】第五章 アルツハイマーの彼と共に歩んだ日々 ―(2)
【第13回】第五章 アルツハイマーの彼と共に歩んだ日々 ―(3)
【第14回】第六章 良き助け手をもとう ―(1)
【第15回】第六章 良き助け手をもとう ―(2)
【第16回】第六章 良き助け手をもとう ―(3)
【第17回】第六章 良き助け手をもとう ―(4)
【第18回】第七章 新たなる道のり ―(1)
【第19回】第七章 新たなる道のり ―(2)
【第20回】第七章 新たなる道のり ―(3)
【第21回】第七章 新たなる道のり ―(4)
【第22回】第七章 新たなる道のり ―(5)
【第23回】第七章 新たなる道のり ―(6)
【第24回】第七章 新たなる道のり ―(7)
【第25回】第八章 おとづれ ―(1)
【最終回】第八章 おとづれ ―(2)/終わりに
著者プロフィール
結婚生活40年目、筆者還暦の年。7歳年上の夫に、アルツハイマーが宣告された。と同時に、同居していた85歳の母の認知症も始まったのである。
この本は、今まで、立派に人生を歩んできた伴侶が、アルツハイマーという「人格が壊れていく病」を得、晩年を過ごさなければならなくなった時、筆者がその現実をどう捉え、向き合って過ごしたかを記すことで、同じ道を歩まざるを得なくなった方、これから自身の介護という形で降りかかる現実を受け入れなければならなくなる若い方々へ、何らかの力となれるならとの想いが、この一冊になったのである。