2016.09.16
あらゆる業界に向けて
アップルとIBMの協業でスタートした「IBM MoibleFirst for iOS」は、アプリ開発を通じてiPhoneやiPad、アップルウォッチの活用を促し、企業の業務課題の解決、ワークフローの革新を目指すソリューションだ。優れたアナリティクスの技術と洗練されたUXを持つアプリによって、働く人の力は最大化される。
IBM MobileFisrt for iOSは、いくつかのマイルストーンを踏みながら前進してきた。最初の目標は、2015年末までに100の業務アプリを開発するというもので、これは達成済み。14の業界で、100以上の業務アプリが200以上の企業ですでに使われている。
2016年初頭からは第2段階に進んだ。100のアプリを開発したところで、さまざまな企業がどのような機能を必要としているかが把握できた。その中で、共通して必要とされる機能のコンポーネント化を進めている。たとえば、特定の周辺機に対応するコンポーネント、認証コンポーネントなどだ。このコンポーネント化は、100のアプリ開発と並行して進められていたため、現在ではこのようなコンポーネントを組み合わせるだけで、新しいアプリのコア部分を開発できるようになっている。これに発注企業特有の機能を追加することで、より速く、より低コストで、あらゆる企業向けのiOSアプリが開発できる態勢が整った。代表的なものを下記に挙げるので参考にしてほしい。