【作品】一覧 詩 【第7回】沼津の少年愛 金色のススキを分けてゆく 同じ速さで日が沈む 風が私を吹き寄せる 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第6回】雪の映画祭 速く走る電車のために 雪は真横に降って 紙工場の煙とか 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第5回】ベッドと朝食 一軒の家があり 私たちは集まった 部屋は体温で暖まり 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第4回】我ら装う たくさんお酒を飲んだので 昨夜のことはよく憶えていません だけど何を隠そう終電間際の高円寺の改札口で 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第3回】たのしいデモ行進 友達がデモに行った いいラッパーが先導車に乗っているらしい おもしろいコースを歩くらしい 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第2回】二十四節気なんて知らない この土地に生まれたから 踊りを習わなくちゃなんない こどもはわかっていて 私と遊んで | 大崎清夏 詩 【第1回】天地創造の日は雨だった 天地創造の日は雨だった 明日晴れるといいなと誰かが思った 果たして、晴れの日があった 私と遊んで | 大崎清夏 2/2最初のページ前へ…12