【作家紹介】さいとういんこ さん | マイナビブックス

詩、短歌、俳句の新しいカタチを探ります。紙から飛びだした「ことばのかたち」をお楽しみください

世田谷区下高井戸で野望の旗を揚げる

世田谷区下高井戸で野望の旗を揚げる

【作家紹介】さいとういんこ さん

2015.01.22 | さいとういんこ

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1月26日から始まる「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season4。木曜日のご担当は詩人のさいとういんこさんです。




さいとういんこ
東京都文京区出身。中学生の時にロックに目覚め、高校入学と同時にバンド活動を始める。日本大学芸術学部放送学科在学中にデビューするが3年後に敢えなく解散。その後、ソロでインディーズで活動するも、自らの音楽的才能に限界を感じて作詞家へ転向。そのまま現在に至る。ポエトリー・リーディングと1998年頃に出会い、これこそ自分が求めていたものだと直感し、各所のオープンマイクに参加、その後、ウエノ・ポエトリカン・ジャム、SHINJUKU SPOKEN WORDS SLAM(SSWS)を主宰した。

【連載タイトル】
世田谷区下高井戸で野望の旗を揚げる

【メッセージ】
しっかりと記憶しているのは13才のあの時、15才のあのとき、それからずっとずっと生きてきて2014年2月26日。ターニングポイントに楔をうちこみ、旗を掲げる。旗には「野望」と書いてある。希望は美しい言葉だが、野望は雑で無茶な言葉だ。それでも、今あえて野望を掲げようと思う。20世紀の終わりに私は「希望について」という長い詩を書いたが、今日からは「野望について」語り生きていこうと思う。野望をばらまき、野望を育て、つかみ取るから、見てて。