【第5回】十月にできたうた 十四首(一) | マイナビブックス

詩、短歌、俳句の新しいカタチを探ります。紙から飛びだした「ことばのかたち」をお楽しみください

ここと うたと ことばのれんしゅう

ここと うたと ことばのれんしゅう

【第5回】十月にできたうた 十四首(一)

2014.10.18 | 今橋愛

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


あにゃ子
茶目。
純すいの純子
ここちゃんのセカンドネーム
ふえつづけていく 
 
こうこうと
じぶんのなまえをせいいっぱい発音して後 にこりとしたり 
 
2本のゆびでもつね のりまき
ちょっと、って
おとながジェスチャーするときのゆび
 
ともだちと
あうことになって 
やっと買う
染め粉をつかえないまま
日々は。
 
かおまわりできらきらひかるぎんいろをみつけるたびにすこしかなしい
 
おみみのよこの
かみにみるくがしみついて
外はねパーマあてたみたいね。
 
おむつなんかい
かえてるかわからないけれど
おしりをみれるからしかたない

すべりだい
 
2014.10.18