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JRの車掌と小学校の先生、さらにはアナウンサーにもなってみた件 第2章 車掌は僕だ

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やりたい仕事を全部やってみた実録物語

子どもの頃から学生時代までは国鉄(現:JR)の車掌に憧れた。だから、車掌になった。けれども、車掌になって5年。27歳の時に「小学校の先生になりたい」と考えるようになった。けして車掌の仕事が嫌いになったわけではない。単に「もっとやりたい仕事」を見つけてしまっただけだ。著者は、高卒…しかも、工業高校の機械科卒だ。このままでは、教員免許は取得できるわけがない。普通の人であれば、ここで諦めてしまうだろう。しかし、著者は違った。通信教育で、大学の卒業資格を得たのである。そうして、小学校の教師になった著者。しかし彼は、それだけで満足せず、アナウンサーも目指すことにしたのである。

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目次

 

【第1回】国鉄職員の募集がない

【第2回】操車場って駅?

【第3回】おかずは醤油だけ
【第4回】労働組合が真っ二つ
【第5回】線路に手を挟まれるは列車が近づくは
【第6回】見られるのはいや
【第7回】タブレットは入っている?
【第8回】この紐は何
【第9回】車掌は僕だ
【第10回】心臓がドキドキ
【第11回】緩急車ではなく無蓋貨車に乗務
【第12回】制限65キロを120キロで進入
【第13回】旅客専用線に貨物列車が
【第14回】プラットホームがないのにドアが開いた
【第15回】ブレーキが緩まないのに終着駅まで行っちゃえ
【第16回】非連になっとった「スマン」
【第17回】通過し終えるとすぐにポイントがかわる
【第18回】制服がステテコ?
【第19回】出物腫れ物ところかまわず
【第20回】1週間の残業 【第21回】大人になってからピアノを習う
【最終回】鉄道はタダでも

むらやましげる

村山茂

「仕事」…人は、生きてゆくために収入が必要で、収入のためには仕事をしなくてはいけない。でも、できることなら、「しなくてはいけない」仕事ではなく「やりたい」仕事に就きたいもの。本書の著者は、まさに「やりたい仕事は、全部やってみた」人物。