【検索結果】"武山博 "の一覧
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そして話はエスカレートしてゆき、進歩々々というけど人類の歴史の最盛期は紀元前二、三世紀の頃で、以後は衰退の途をたどっている、などといい出すのだ。
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【第12回】「手術入院」も大旅行――日常からの脱出―― (1)
――私の趣味は山登りだが、次の行先を計画中に手術入院ということになった。
つまり、前立腺肥大症の治療と、膀胱結石の破砕手術のため都内のある国立系の医療センターへ急遽、〝旅〟に出ることになったのだ。 -
迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
その古いビルの一隅をくりぬくようにして小さな地蔵堂があるのに、男はふと気がついた。村の道端によく見かける簡素な巣箱のような祠の中に小地蔵がひっそりと佇んでいる。
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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
大友さんの話では、担当の民生委員の方が定期的に対象者を訪問する義務があり、その日訪ねたところ郵便物がドアの前に散乱しており、不審に思い、家主さん立ち会いのもと中の様子をうかがうと、炬燵に入ったまま仰向けになり口を開けたまま事切れていたそうで、鳥籠のインコも落ちていたとか。
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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
出勤前のせわしい中、食事をとりながら、その新聞記事を私は初め読みとばしていました。けれど、時間がたつにつれ何か心にかかるものがあるのです。
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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
唯、こんなことがありました。ある雨あがりの夜でしたが、練習が終わって坂下のわが家へ薄暗い商店街をぶらぶら戻っていくと、後ろから「おい、○○君」と声をかけられたのです。
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迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
東京が坂の多い街であることにお気づきでしょうか。ある資料によると三千近くもあるといいます。名高い富士見坂なども二十ほどあるそうですが、今、本物が見える坂は日暮里駅近くに一つだけ。
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【第6回】ファースト・フード時代の幕開け〔昭和四十年代〕(3)
けれど正之助は、頑としてその線を崩そうとしなかった。しかも、期限を三カ月以内と迫ってきた。わたしたちは、それぞれの事情をかかえて不安な日々をおくることになった。
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