【記事】グラフィック一覧
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CMYKプリンタのプロファイル作成も、カラーパッチを出力して測定器で読み取るといる大きな流れは基本的に変わりませんが、カラーパッチを出力する前にプリンタ自身の機能でセルフキャリブレーションを行って、まずプリンタの色を標準化しておきます。
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部屋の蛍光灯をできるだけ演色性の高いものにした上で、プリンタから出力したものをディスプレイと比較する場合には、最も演色性の高い蛍光灯を使ったデスクライトで確認するようにすると理想的です[図1-11]。
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RGBプリンタのプロファイルを作成するには、プリンタから出力したカラーパッチを測定する測定器と、プロファイルを作成するソフトウェアが必要になります。測定器とキャリブレーションソフトは、RGBプリンタのみに対応したものと、RGBプリンタとCMYKプリンタの両方に対応したものがあります。
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単純に色を見るというだけであれば、どのような光源であっても可能ですが、色を正しく見るためにはいくつかの条件を整えておかなければなりません。色を正しく見るというのは、標準化された環境で色を観察するということで、そのための条件として国際標準化機構ではISO3664で光源をD50(約5,000K)と規定しています。
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これらの点に注意してプリンタプロファイルを作成しますが、プリンタプロファイルはプリンタの種類によって作成や運用の方法が異なります。ここでいうプリンタの種類とは、インクジェットプリンタかレーザープリンタかということではなく、RIPを搭載しているプリンタか搭載していないプリンタかという違いです。
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光には「放射」、「吸収・反射」、「透過」という3つの種類と、「色温度」と「演色性」という特性があります。これをカラーマネジメントに関係するものに置き換えてみると、色を見るための環境光つまりは蛍光灯などの光源は「放射」、バックライトを使用して映像を映し出すディスプレイは「透過」、光源があって初めて色を見ることができる印刷物は「吸収・反射」ということができます。
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カラーマネジメントの説明をはじめると、「必要だとは思っているけれど、どこからはじめればいいのか分からなくて……」とか、「本を読んだけれど専門的すぎて……」という反応が返ってくることがよくあります。
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これらのプリンタから正しい色で出力をするためには、そのプリンタが持っている色再現特性、つまり表現できる色の範囲や階調性、発色の傾向などを記録したプリンタプロファイルを作成し運用する必要があります。
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インクジェットプリンタであれば、プリンタで表現できる色域は一般的な印刷よりも広い範囲をカバーしていますが、そこで表現されている色はデフォルトのまま出力した場合、印刷機から出力された色をシミュレートできているとは限りません。
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プリンタには家庭で一般的な用途として使用されることの多い4~6色のインクを採用したものから、主にカメラマン向けとされる8~10色のインクを採用したインクジェットプリンタ、DTPの制作で用いられるレーザープリンタなど、さまざまな種類があります。
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カラーマネジメントの説明をはじめると、「必要だとは思っているけれど、どこからはじめればいいのか分からなくて……」とか、「本を読んだけれど専門的すぎて……」という反応が返ってくることがよくあります。
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光源の色温度は色みを正しく見るために必要となる要素のひとつですが、そのほかにも演色性というものが大切になります。たとえば店頭で見た洋服の色が気に入って買って帰ったら、お店で見た色と違って感じられたということはないでしょうか。
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ヒトの目に届く光は「放射」、「吸収・反射」、「透過」の3種類がありますが、カラーマネジメントでは、これらの要素が複合的に関係してきます。色を見るには、まず光源が必要となりますが、この光は光源から放射された光であると同時に大気などを通過してきたもの、つまり透過した光でもあります。
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ヒトの目が色として感じ取っているものは、ガンマ線やエックス線など一連の波長からなる電磁波のうち、可視光線といわれる範囲に含まれるものです。ヒトの目には網膜の奥に杆体と錐体という細胞があり、この錐体が可視光線の波長に反応することで、目に入ってきた光を色として認識しています。