2017.03.11
好感度を高めながら、資料請求数を増やす! 実録! エンゲージメント施策の現場
前回、ネイルスクールが展開した動画広告の現場を誌上公開したが、今回は第二弾として、再びWeb Designing編集部が密着取材を敢行。お題は「エンゲージメントを意識しながら“成果”もあげる!」。もちろん、ミッションは低予算で! 各関係者は本音をぶつけ合い、施策は二転三転…?!
Photo:五味茂雄(STRO!ROBO)
STEP 1 事前の状況整理 2016.12/24
もう一度Facebookの動画広告に、チャレンジしたい
2016年12月、編集部がエンゲージメント特集に向けた制作を行い始めた矢先のこと。前回Facebook(以下Fb)で10秒の動画広告を行い、公開や結果について密着取材したTKネイルスクール(以下TK)より、再度違った試みをしたい意思があると、MFI村岡雄史さん(制作担当)のもとに連絡が。その旨、編集部も共有。編集部としては、エンゲージメントを意識した動画広告を行うなら、今回も取材したい意向。村岡氏も、前回の獲得目的とは異なる動画を作り、結果を還元したいと意欲的だ。
新たなトライが、クライアントとユーザーの距離を縮めるきっかけ(エンゲージメント強化)になるなら…。クリスマスイブの夜、Skype会議を経て、TKの新たな動画広告展開が決定した。
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STEP 2 再びキックオフミーティング! 2017.01/08
運用コストを考えたら…苦渋の決断が!
とはいえ、年末年始を控えた時期。全関係者の総意で、スタートは1月上旬、予算は制作と運用費込みで10万円とした。年が変わり2017年1月8日、各社集結のミーティングで運用担当の津之地佳花さん(リスティングプラス、以下リスプラ)より、「予算以内なら動画1本5万円目安で運用」との見解が示される。
「!?」。迂闊にも編集部は、前回の動画もあわせて運用し、同時期の比較を、などと淡い期待を持っていたが、本案件はガチの現場、実験にあらず。制作費や1本あたりの運用費を考えれば、新動画1本の運用だけで限界だ。比較は前回の数値を引用することで意見統一。
かくして、エンゲージメントと獲得、両方を追求するスタンスが、最後まで思案の絶えない熱源となっていく…。
ちなみに、2016年11月(30日間)に行った動画広告とバナー広告の結果は?