2016.11.18
大手競合ひしめく化粧品市場 成功のカギは“待ち”の姿勢 [Case Study]友だち数50倍増加で勝ち筋を確立
1,000種類以上のデザインを揃えるスマートフォンケース専門のECサイ東京に本社がある化粧品販売などを行う会社「AGOS(アゴス)ビューティークリニック」は、リスティング広告を効果的に使い、根本的な売上の改善に成功している。
Photo:五味茂雄(STRO!ROBO)
パートナーを選定しいざ、リスティング広告対策
エステティックサロン経営や化粧品販売を主軸に事業展開するAGOSビューティークリニック(以下AGOS)は、1999年創業の化粧品販売会社である。化粧品という商材は、グローバルに大手がひしめく“レッドオーシャン”ど真ん中の厳しい市場だが、リスティングプラスとパートナーシップを結んで今期で6期目というAGOSは、リスティング広告を通じて大きな成果を出し続けているという。
AGOSは、リスティング広告を利用する以前から、SEO対策における集客施策に積極的で、その当時の経験を通じて、ネット広告全般の知見を貯めていたという背景も持っている。いかにインターネット経由で利益を上げることが難しいかを体感してきた、とAGOSの代表取締役社長、曽我友見子氏は話す。
「2年以上、自前でSEO対策に時間を割いてきた後、紙媒体への出稿とともに、ネット広告で新たな集客施策を検討するようにしました。何でも自前となると、広告対策だけで自社のリソースが割かれてしまうので、運用を手伝ってくれるパートナーと提携しながら、効率のいい広告対策に取りかかることにしました」(曽我氏)