2016.11.07
効果を感じているインターネット広告はどれ? 中小企業に聞いた実際の手応え
リスティング広告やSNS広告などのさまざまなインターネット広告に対し、中小企業のみなさんはどれほどの手応えを感じているのだろうか? 公開されているさまざまなデータや本誌で実施したアンケートから、その実像を探っていこう。
TOPIC 1 今やインターネット広告にSNSは欠かせない
企業がインターネット広告にかける費用は年々増加している。電通が発表した「2015年(平成27年)日本の広告費」(01)によれば、2015年における国内全体のインターネット広告費は1兆1,594億円に達しており、これは国内の広告費全体の18.8%にあたる。
企業がインターネット広告を出稿する上では、当然ながらその費用対効果を見極めて、より効果の上がる広告費の使い道を考えていく必要がある。従来からあるディスプレイ広告や検索連動型広告以外にもさまざまなインターネット広告があるが、実際に企業はどれほどの広告費を投じているのだろうか。
本誌では、今年の9月中旬~下旬にかけてWeb上でインターネット広告に対するアンケートを実施し、実際に利用している中小企業のリアルな手応えを聞いた。本誌のFacebookページを中心に告知したため、Webへの関心が比較的高い回答者が多いとは思うが、その結果はインターネット広告の活用を考える上で一定の参考になるだろう。