2015.12.05
動画施策10のヒント[5]種類で異なる制作予算の考え方●特集「動画マーケティング」 どんな準備が必要で、それにはどれだけのお金がかかる?
一口に「動画施策」と言っても、実際の取り組みとして具体的にどのようなことを考え、実行しなければならないのだろうか。施策の実践の際につまづきやすい点や迷いがちなポイントを10個取り上げ、その「考え方のヒント」を解説する。「第5のヒント」は、動画制作にかかる費用についてだ。
動画の制作コストは、その大部分を人件費が占める。そのため、技術や設備が進化しても削減できず、人手がかかる動画は必然的にコストも大きくなるものだ。先に挙げた5パターンの動画でいえば、最も高いのはプランニングから編集まで制作に多くのスタッフを必要とする[1](人気者/Star)だ。コストをかければ必ずヒットするとは限らないが、注目され、シェアされるためには、自発的に見てもらえるようなクリエイティブのパワーが必要だ。一定レベルのクオリティがなくては見向きもされない可能性が高い。バイラルを狙った動画は一見低予算に見えても、綿密に企画され見えない部分で多数のプロが関わっていることがほとんどだったりする。