2015.12.06
動画施策10のヒント[6]企画~納品までの時間●特集「動画マーケティング」 企画から実施までのスケジュール感は?
一口に「動画施策」と言っても、実際の取り組みとして具体的にどのようなことを考え、実行しなければならないのだろうか。施策の実践の際につまづきやすい点や迷いがちなポイントを10個取り上げ、その「考え方のヒント」を解説する。「第6のヒント」は、動画制作にかかるおおよその期間についてだ。
キャンペーンにあわせて動画をつくりたい場合、いつ頃までに取りかかれば良いのだろうか。例えば[1](人気者/Star)動画の場合、多くのスタッフとさまざまな準備が必要となるため、標準で2カ月前後が見込まれる。準備期間にはプランニング、絵コンテ作成、撮影場所・キャストの手配などが行われ、撮影直前に関係者がそろってプリプロダクションミーティング(PPM)を開催し準備と制作内容を最終合意する。大がかりなプロジェクトになるほど、ここまでのフェーズにかかる時間が長くなる。撮影後は編集作業に入り、初校から2、3回の修正を経て納品となる。