皆様こんばんは。ネット担当の藤井です。
前回お送りしました「盤上のロマンに挑戦! HiBiKiのBot 激指と遊んでみた②」は、
おかげさまで第1回に続き、私が頭の中で決めていた企画存続に必要なページビューを達成いたしました。
ありがとうございます。
ご覧になられていない方は【こちら】
おまけに、第1回は【こちら】
今回挑戦するものは、ズバリ、
「古代文明」。
はるか昔の中東に思いを馳せてみましょう。
そうです。雄大なふた筋の大河、チグリスとユーフラテスの流れ・・・
そのはざまに栄えた・・・
メソポタミア文明!!!!
条件は以下の通り。今回は割と単純です。
①盤上に駒柱を2本出現させる
そして今回も、
②勝つこと!
さあ、皆様を悠久の世界にいざないましょう。
※対局はHiBiKiに常駐のBot「激指」とのものです。
ユーザ様との対局は、真剣に指しています。
☆
駒柱に必要な駒は9枚、2本なら18枚・・・
はは、はははは・・・。
ほぼ全体の半分を使わなくてはいけないんですね。
無謀だったかなあ。でもまあ頑張ってみます。
選んだ戦型はこれです。
駒柱を2本作るには、まず1本作らなくては話にならないのですが、お互いの玉型、特に激指先生側の居飛車穴熊の2一桂、2二銀、2三歩が安定していて、1本目の土台になりやすいと思いました。
こちらは、なるべく2九桂を跳ねないように待機し、2筋を「駒柱まであと2枚」の状態にしておきたいところです。そして・・・
ちょっと自由になる駒(=持駒)がないとキツいということで、まずは普通に優勢になることを目指します。
取った香を好所に据え、2筋はあと1枚となりました。
もったいないようでも3七の角をいったん4八~6六と動かして相手の攻めを遅らせ、代わりに3七には金を配置。5七銀もさりげなく3九に移動し、2、3筋ともに「あと1枚」に!
しかし・・・やはり今回も激指先生は楽をさせてくれませんでした。
ここから激指先生の仮面を被った、恐怖のアレクサンドロス大王による襲撃が始まるのです!
半端じゃないっす。
アレクサンドロス、強さ半端じゃないっす。
せっかく作った駒柱の素、スッカスカ。スッカスカになってます。
図の串刺しも激痛だし・・・泣
しかし、メソポタミアの民は屈しません!
耐えて耐えて~っ! か・ら・の・・・
逆襲! 駒柱1本完成の上、もう1本もあと1枚!
さすがのアレクサンドロスも民の頑張りに屈し、図から△3四同銀とはせず、△5七角。
まだまだ面倒だなと思っていたので、
「あ~らアレクちゃん、今回の襲撃は随分淡白でちたねえ。では遠慮なく」とか言いながら・・・
駒柱2本、達☆成!
・・・。
・・・・・。
ちょっ、ちょっ、ちょっと待って下さい?
雄大な2筋の大河、そのはざまに栄えたメソポタミア文明・・・
はざまに・・・???
こっ、これ・・・
はざまないやんっ!
ヒト住まれへんやんっ!
文明、栄えようないやんっ!
メソポタミアの民、がっかり。
えー・・・
さあ皆様、ここで目を閉じてみましょう。
そして思い起こしてください。2、3筋に、確かに現れた駒柱を!
最初はぼんやり、しかしやがてハッキリと見えてくるはずです!
メソポタミアより東、広大な中国の大地を雄大に流れる大河が!
そうです。
これが黄河文明です!
私が盤上に再現したかったのはこれなんです!
・・・だめ?
えーと、メソポタミアの民のブーイングが多少気にはなりましたが、将棋はこのあと・・・
かなり無理をしているため追い込みを受けるも・・・
必至を掛けて何とか逃げ切りましたとさ。
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