皆様こんにちは。ネット担当の藤井です。
前回お送りしました「HiBiKiのBot 激指と遊んでみた」は、
おかげさまで私が頭の中で決めていた企画存続に必要なページビューを達成いたしました。
ありがとうございます。
前回の「穴熊相手に端に香4本並べて発射させて勝つ!」は、
残念ながら失敗に終わりました。
今回は・・・
「天空の城ラピュタを築き上げて勝つ!」に挑戦します!
「は? 何それ。何言ってんの?」
はい!至極ごもっともなご意見です!
それではご説明しましょう!
私の考える「天空の城ラピュタ」は、以下の条件をすべて満たすものです。
①天空の定義
玉が空中、具体的には四、五、六段目にいる。
ただし、1筋、9筋はNG。
②城の定義
玉のまわりの8マスすべてに自分の駒がある。
この状態を一瞬でも作れば成功とします。そして・・・
③勝つこと!
前回達成直前で負けてしまいましたからね。
「ナイス天空の城! た~まや~!」(後半意味不明)と誰もが認めてくれるような、
立派なラピュタを作り、そして勝ちたいと思います。
「では行こうか、シータ」
※対局はHiBiKiに常駐のBot「激指」とのものです。
ユーザ様との対局は、真剣に指しています。
☆
まず、上記条件を満たすのに一番適している戦型は何かを考えてみました。
穴熊などもちろん論外。振り飛車は高美濃、銀冠に組めるなら良いが、
平ぺったい美濃の状態で急戦を仕掛けられたりするとちょっと苦しいかも知れない。
矢倉は理想に近いけれど、雁木のほうがより作りやすそう。
攻めさせてそれに乗じ、空中に逃げ出せれば・・・
まあそんな感じかと。
いよいよ対局開始!
激指先生は四間飛車の作戦を明示。
オッケー、オッケー、ウェルカムよ!
四間飛車、ウェルカムよ!
最初の考えは全部無駄になってしまいましたが、そう来るならばこれがあります!
玉頭位取り! う~ん、レトロ~!
これはかなりラピュりやすい(※注・そんな動詞は、ありません)戦型です!
戦いは進んで・・・
激指先生が打ったタタキの歩に乗じて、
むむっ、これは早くも雰囲気出てますよ旦那! しかし・・・
こちらの思惑を察知した(?)激指先生も必死にそれを阻止しようとします。
先生あんまりいぢめないで~、とお願いしつつ図から▲5六金打と頑張り・・・
何とか持ちこたえて、おぼろげながらラピュタの骨格を作ることに成功! そして・・・
前図で5八にいた金を3五地点にくっつけて、ラピュタ達☆成!
見える!天空に浮かぶラピュタが見える!
あとは激指先生の玉を寄せるだけです!
しかし、ここからにわかに「③勝つこと」の達成に暗雲が立ち込めます。
な、なんと・・・
激指先生もラピュって来た 泣笑
(※再注・そんな動詞は、ありません)
9筋のため玉の周りに駒が5枚しか配置されておらず、
業界では「半ラピュ」と呼ばれている形ですが・・・
(※注・そんな言葉はなく、業界の内外を問わず呼ばれていません)
まさか相ラピュタになるとは・・・さすが激指先生・・・
あ~もうアタマ痛くなってきた。我ながらなんちゅうヘタな寄せ・・・
しかし、かかし、袋菓子!
ここであることを思い出しました!
「HiBiKiは、トライルールを採用しています」
トライルールとは、先手なら5一地点、後手なら5九地点に玉が到達すれば勝ちになるルールのことです。
冷静に手数を数えます。こ、これはっ、激指先生よりこっちのほうが早そうではないですか!
そして・・・
(上図は▲5一玉まで)
勝☆利!
ぜえぜえ、はあはあ。
パズー、ついにやったわ!
えー・・・
何かと「インチキ臭い感」は否めませんが、なんとかかんとか
「天空の城ラピュタを築き上げて勝つ!」
達☆成いたしました! ふう。
将棋囲碁サロンHiBiKiは登録簡単!
1日3局まで無料です。
美麗グラッフィックを是非一度お試しください。
いますぐアクセス!