将棋世界5月号(4月3日発売)に掲載する「イメージと読みの将棋観・Ⅱ」(構成・鈴木宏彦)のテーマ図を公開いたします。
※2016年8月号からワイド版(通常の2倍サイズ)の販売を開始しました。「マイナビBOOKS」による、限定販売です。詳しくはこちら。
4つのお題のうち、今回は後半のテーマ3と4をご紹介。
★テーマ3★
升田幸三、ラジオ将棋の神技
NHK杯の実戦。後手の手番でどう指しますか。形勢をどう見ますか。
昭和27年、まだラジオ放送だったNHK杯戦。当時の升田幸三八段と原田泰夫八段の対戦である。終盤の秒読みの中、升田玉に絶体絶命のピンチが訪れる。果たして、升田の応手は?
升田先生は次の手を、「にやりと笑いながら」指したそうです。
★テーマ4★
勝負を動かす世間の風
(イラスト 加賀さやか)竜王戦や名人戦最終局のような大一番は、「世間の風」が勝負に影響するという。あなたはそんな経験をしたことがありますか。
【解説】昔は世論を巻き込んだ大勝負というのがあった。例えば、木村義雄の名人復位劇、升田幸三の三冠達成。近年では羽生善治七冠の誕生がそうか。世の中の風が勝負を決める。いまでもそんなことがあるのでしょうか。
6人の詳しい見解については「将棋世界 2017年5月号」に掲載いたします。発売日は4月3日(月)で、アマゾンの予約も始まっています。お楽しみに。