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ソフト新作紹介「将棋レボリューション 激指14」~2年ぶり待望の新作完成!~

2015.11.02 | 島田修二

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皆さんこんにちは。
鍋の締めはラーメン派の編集部島田です。


本日はどでかいビッグニュース(同義反復)をお届けします。

それはなんと!激指シリーズの最新作「激指14」の発売です!

タイトル:将棋レボリューション 激指14
価格:12,800円+税
発売日:2015年11月27日


パチパチパチパチ。

2年ぶりの新作です。皆さんおまたせ致しました。


と、いうわけで早速ソフト内容の紹介いきます。

「激指14」のセールスポイントは大きくいって3つあります。


その1 史上初!最高棋力「Pro」実装!

ご存じのとおり、世界コンピュータ将棋選手権で最多タイの4回優勝を誇る激指。毎年改良を重ねてちょっとずつ強くなっています。
前作「激指13」の最高棋力は「七段+」だったんですが、当然激指14の最高棋力はそれより上です。そこでもはやアマチュアの段位に収まりきらなくなったのでプロに伍する棋力、という意味で「Pro」レベルとしました。
「激指14」では14級から「Pro+」まで30段階の棋力設定が可能です。



画像は「Pro+」との対局画面です。ダメもとで挑んでみましたが、当然ながら私レベルで勝てる道理がありませんでした。
もし「Pro+」に勝った人がいたらsoft@mynavi.jpに棋譜データを送ってほしいです。
最初に『Pro+』に勝ったで賞」ということで、誉めたたえます。


その2 超充実の指導対局

コンピュータ将棋はもはや十二分に強いので、これからはソフトを使って強くなる時代になるんじゃないかと思っています。
そのさきがけ(男塾)となるのがこの指導対局です。
指導対局自体は激指シリーズにずっとありましたが、これまでは悪手を指した時にテキストで冷たく指摘されるだけでした。


ああ、そっけない。

しかしかかし!
激指14の指導対局はこうです!




なんと!相手は竹俣先生。
しかも、対局中に「ここで相手の形を乱す好手があります」「飛車を逃げずに強く戦いたいですね」「居玉は避けよ!」などのヒントを竹俣先生がしゃべってくれます。

その他にも「定跡に詳しいですね」「うーん、つらいなぁ」「そんなにいっぱい駒を取らないでください」といった会話的なセリフもあります。

個人的に好きなのは「師匠もびっくりの鉄板流ですね」というセリフです。

たくさんセリフがあるんで、みなさん頑張って全部聞いて下さい。

本当はここに音声ファイルのサンプルをアップしたいんですが、残念ながら私にその技術がありません(無念)。
そのうち商品紹介の特設ページが作られますので、そこにアップする予定です。

さらにさらに、今回指導対局に登場するのは竹俣先生だけではございません!


どーん!





そうです、香川先生も登場するんです!

香川先生も竹俣先生と同じくらいセリフがあるんですが、竹俣先生とはまた一味違う言い回しになっているんで、楽しいです。特にMっ気のある人にオススメです(笑)。

香川先生には開発段階からご自身の指導対局の経験を元に「こういうセリフがあった方がいいんじゃないか」といったご意見をたくさん頂戴致しました。何事も真剣に取り組む姿勢に感服致しました。誠にありがとうございました。

指導対局では、対局中は形勢によって表情が変わりますし、対局後は一局を総括するようなセリフをしゃべってくれます。臨場感ある指導対局をどうぞお楽しみ下さい。

竹俣先生から画像とコメントをいただきましたので、掲載いたします。
先生、ありがとうございました!




ーーー竹俣 紅コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「指導対局」機能で、自分と対局してみました。

序盤早々、「居玉は避けよ!」と、自分の声が。

そうか、対局中に話しかけてくるのか!なんて優しい機能なんだ!と感激。

さらに手を進めていくと、「銀の活用を図りたいところですね」など、
的確なタイミングで有効なアドバイスをくれる。

「まだまだ、勝負はこれからです!」と言われ、思わず「それな」と返答してしまったり、
すっかり自分との対局に夢中になっていました(笑)

"自分との対局"とはいえ、相手はコンピュータソフトである訳ですが、
それをあまり感じさせない激指14の技術は凄まじい!

スタッフさんの努力がにじみでています。
ぜひ皆さん、強くなった激指との対局はもちろんのこと、
人間らしさを兼ね備えた「指導対局」機能も使ってお楽しみくださいね(*´∇?`*)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※「スタッフさんの努力」のところ、勝手に太字にしておきました。

さて、最後3つ目の特長ですが、

その3 激指ならでは多彩な機能

激指シリーズは基本全部そうですが、棋力アップのためのメニューがたくさん実装されています。激指14でもそれは健在です。
ざっと機能を列挙しますと、

(1)通常対局…激指の強さを14級からPro+まで30段階で設定可能。また、時間設定や、平手・駒落ちなど局面を自由に設定して対局できます。

(2) 指導対局…香川、竹俣女流によるヒントやアドバイスを聞きながら対局します。

(3)女流と七番勝負…香川、竹俣女流と七番勝負で対決します。
 
(4)検討モード…形勢判断、激指の読み筋を表示します。対局観戦や研究に最適です。

(5)レーティング戦…実力が数値化されるレーティングを懸けて激指と真剣勝負。対局の内容によって定跡力、終盤力などが診断されます。

(6)キャラクターと対局…棋風の異なる8人のキャラクターと対局できます。

(7)詰将棋レーティング戦…激指が作成した詰将棋に挑戦。前作に比べて駒の配置がより自然になりました。
 
(8)詰棋バトル…週刊将棋掲載の3手・5手詰の詰将棋108問に挑戦。正解するとパネルが開いて女流棋士の画像が現れます。
 
(9)次の一手バトル…週刊将棋「段・級位認定次の一手」から100問出題。正解率に応じてレーティングが変動します。
 
(10)実戦詰将棋道場…激指同士の実戦で現れた詰みのある局面を1000問収録。
 
(11)七段を倒せ!実戦編…棋力によってハンデがつけられた指定局面から激指七段と対局。

(12)マイナビ女子オープン棋譜鑑賞…第9期予選までの全対局を鑑賞可能。


どーですか。この怒濤のメニュー。まさにマンモス将棋ソフト・激指。

「強さ」と「楽しさ」と「強くなるメニュー」を兼ね備えた一本です。

発売は11月27日を予定しております。

どうぞお楽しみに。