2018.05.17
[UX3-4]未経験者でもスラスラ書ける?! 効果抜群の執筆フォーマット 空欄に書き込むだけ!
記事のジャンルにあわせた執筆フォーマットを用意しました。内容、ジャンル別に適した書くための「型」を持っておくことは、中長期的な運営を見据える上では欠かせない要素。書き慣れていない人、書くのが苦手な人でも、ツボを押さえた記事が書けるようになるはずです!
チームで書くための“型”を共有しておこう!
「いざ、書く」際に困るのが、「書き方」という人は少なくありません。ここまでで、編集者とライターがチームとなること、あらかじめ編集者とライターが記事構成を共有することなどを解説しましたが、書き慣れていない人ほど、ネタがあって、相談できる相手がいても、「どう書いていいのかわからない」が本音でしょう。
Goodpatchでは、ジャンルにあわせて執筆用のフレームワークを用意し、チーム内で共有しています。フレームワークがあると、書くための型が身につきますし、書き方を未経験者に伝えるツールにもなり、ナレッジが貯まる効果も期待できます。今回は、Goodpatchが実際に使うフレームワークをベースに、本誌読者用に調整を加えた執筆フォーマットを、タイプ別に2種類公開します。
(01)が、まとめ系の記事に対応したフォーマット。例えば、オススメの本やサイト、場所など、ある目的に基づく情報を項目と説明文の組み合わせで構成していくタイプに使えます。数々の情報を統一したフォーマットに揃えて並べるような感覚で、まずは利用してください。
構造は、最初に問題提起をし、次にテーマに据えた情報(メインコンテンツ)を並べます。情報の数は、5や10など区切りのいい数字でまとめると、数そのものがアクセントになります。紹介数が多いか少ないか、1つあたりの説明を長くするのか、短くできるのか。1ページあたりのボリューム(情報量)も念頭に置くと、掲載の数を考える手がかりになります。単調な流れにならないように、各情報には一定の所感をそえるのもいいでしょう。本題をまとめたら、最後に締めのブロックを用意すると完成です。
まとめ系のタイプは、他のジャンルよりもフォーマットに沿って書きやすいです。このタイプで数をこなし「公開記事を書くこと」に慣れましょう。型に慣れると、応用した使い方にも対応しやすくなります。型を通じて一定の品質を保った書き方を身につけていきましょう。