2017.01.13
動画マーケティングの予算感 具体的にはどれくらいの予算を確保すべき?
動画マーケティングを行うには、予算の確保も重要な課題だ。動画制作会社に制作を依頼する上で、どれくらいの予算を考えておくべきか、費用対効果も含めてしっかりと見極めておきたいところだ。
Illustration : 児玉淳一
内容次第で制作費は抑えられる
しっかりとした動画広告をつくって効果をあげたい時や、企業や商品のブランディングに関わる動画をつくりたい時は、やはりプロの制作会社に依頼したい。その場合のコストはどれくらいになるのだろうか。Web動画の黎明期から動画の制作・コンサルティングを行うイメージ・ジャパンの隈部周作氏に話を聞いてみた。
隈部氏はまず、「そもそも動画マーケティングのコストは、制作費と広告費の2種類があります」と述べた上で、それぞれの相場について教えてくれた。
まず制作費については、ランサーズなどクラウドソーシングが台頭してきたこともあり、以前に比べれば比較的低価格で依頼が可能になってきているという。静止画やCGを組み合わせた動画なら、撮影の人件費やモデルの費用などもかからないため、制作費を抑えることができる。イメージ・ジャパンでは30万円程度から相談に応じているという。
もちろん、どれくらいの制作費がかかるかは、動画の内容によって大きく変わってくる。先ほど挙げた撮影の人件費の他にも、企画・構成から依頼するかどうか、ナレーションを入れるかどうかなど、費用を左右する要素は複数ある。どんな動画にするか具体的なイメージがない場合でも、あれこれ悩むより相談してしまったほうが素早く予算感を掴めるはずだ。