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特集一覧 Web Designing 2017年2月号

SNS × 動画マーケティングの現在 Facebook、Twitterなど国内主要SNSをフル活用!

動画コンテンツをマーケティングに利用するならSNSの活用は欠かせない。動画マーケティングに特化したメディア「movieTIMES」を運営する瀧良太さんと同編集部の宮下周子さんに、SNS × 動画マーケティングの現状について聞いた。

なぜSNS×動画に注目が集まるのか

「SNS上での動画視聴や、日常のコミュニケーション手段としての動画利用が急速に増えたことで、企業のマーケティング活動においてもSNS動画活用の需要が拡大しています」と語るのは、動画マーケティングに特化した情報を発信するWebメディア「movieTIMES」 を運営する瀧良太さん。

その背景として、スマートフォンやSNSアプリの普及、通信速度の向上、そして動画視聴メディアの増加により、いつでもどこでもスマートフォンで動画を視聴する習慣が広まっていることなどが挙げられるという。

すでに主要SNSも続々と動画機能を強化していて、スマートフォンでの動画視聴を加速させている。「各種調査データがこれを裏付けていて、 Facebookでの動画視聴時間のトータルが2016 年1月に1億時間を突破したことも公式に発表されてます。動画視聴のメインスクリーンがスマートフォンになる日もそう遠くないかもしれません」(瀧さん)  

企業側もこうした動画視聴をめぐる変化を察知しており、日本より一歩先を行く米国のBtoB企業を対象に行った2016年の調査では、動画配信チャネルとして自社WebサイトよりもSNSを利用する率が上回っている。

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低予算と拡散性で期待される「ソーシャルメディア」
米Regalix社がBtoB企業のマーケティング担当者に対して2016年に実施した動向調査では、動画配信チャネルとしてもっとも利用されているのが「SNS」という結果となった。SNSの価値の1つはその拡散性にあり、認知拡大という目的との相性が良いと考えられているのだろう ※State of B2B Video Marketing 2015を元に作図

従来は動画を制作したらとりあえずYouTubeにアップロードするという企業が大半だったが、各種SNSの動画機能が充実してきたことに加え、マーケティング予算が限られている企業でも少ない予算でスタート・運用でき、拡散性も期待できるSNS動画広告が普及してきたことの表れと言えるだろう。

クリエイティブ別の動画広告の効果

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多くの情報を伝えられる動画広告のクリック率は高い
広告の配信タイプによって効果は大きく異なる。動画広告はクリエイティブの難易度は高いものの、伝えられる情報量や露出に対して得られるクリック率(CTR)は高いのでチャレンジする価値は高い。Digital Advertising Benchmarkレポートによると、通常のディスプレイバナー画像付きがPCで平均0.11%、モバイルで0.27%なのに対して、動画広告では0.42%と高CTRが得られた

SNSに限らず動画広告はクリエイティブ制作の難易度は高いものの、画像とテキストだけで構成されたPCのバナー広告よりも約4倍のクリック率という成果を上げた事例もある。もちろん業種によっても傾向が異なるが、動画広告と相性のよい業種のベスト3としては、①趣味系・興味系(CTR:0.82%)、②ショッピング系(0.67%)、③B2Bなどビジネス系(0.62%)が挙げられる(Digital Advertising Benchmark Report調べ)。

 

SNSユーザーから見た動画コンテンツ

さて、その一方でSNSの利用者は企業から発信されるコンテンツをどのように感じているのだろうか。動画、画像、テキスト、その他のコンテンツを比較した調査(The Science of Social Video調べ)では、もっとも好まれるのが「動画」 の31%であり、79%のSNSユーザーが企業やブランドを知るには動画がもっとも手軽で簡単だと回答した。  

さらに同調査ではSNSでの動画視聴時間が昨年より長くなったと67%が回答しており、この傾向は今後も進むことが想定される。

 また、米国での調査だが、どの動画メディアを好むかという設問に対してはYouTubeの50%とFacebookの36%が2強という結果となっている。

ほかには、SNS上での動画コンテンツ視聴が商品の購買の検討に影響を与えていると回答した人は74%、動画視聴後に実際の購買行動を起こした人は46%という興味深いデータもある。

ただし、自分との関連性が低いと感じるコンテンツや宣伝色が強いプッシュ型のコンテンツを視聴した後に購入意欲が下がったと答えた人も29%存在するため、動画コンテンツの内容によってはその企業やブランドの好意度を下げてしまう可能性がある。

「SNSでの動画広告が増加している一方で、戦略立案や効果検証の方法を模索している段階の企業が多いのも事実です。私たちも含めて多くの企業がそれぞれに経験を積み、より効果的な施策が展開されていくことを期待したいと思います」(宮下周子さん)

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掲載号

Web Designing 2017年2月号

Web Designing 2017年2月号

2016年12月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

Web動画マーケティングの[最新]勝ちパターン

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企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

2月号の特集テーマは「Web動画マーケティング」です。

「いまは動画の時代である」と言われはじめてはや数年。インターネットで見られるコンテンツのうち、動画の割合が増えてきたことは言うまでもありません。SNSはもとより、コーポレートサイトなど、目にする機会が多くなった動画は、すでにマーケティングのツールのひとつとして考えるのが当たり前になっています。とはいうものの、いまのビジネスに動画がどんなメリットを与えてくれるの? という方も多いのでは。そんな方のためにも本特集では、利益を伸ばすためのポイント、トラフィックを増やす方法、SNSやYouTubeとの連携など、ビジネスに動画を活用するための知識や方法を、費用対効果に沿った形で解説します。大手企業のマネをするのではなく、自社のビジネスにあった動画の活用方法をお伝えします。


第1部「ここだけはおさえたい! 動画マーケティングの基礎知識」

_実録「マーケティグ動画のできるまで」
実際に中小企業が動画マーケティングのプロに仕事を依頼した一つの案件について、ヒアリングから動画制作、納品、その後の分析/解析まで時系列で紹介。
動画施策の一連の流れを疑似体験してみましょう。

_やさしく解説する「動画マーケティング」
動画マーケティングについて、その考え方、ポイント、留意点などさまざまな点から、動画とマーケティングの関係についてわかりやすく解説します。

_“動画マーケティング”その背景を考える
なぜいまマーケティングに動画が利用されるのでしょうか。写真ではなく、動画であることの理由はたくさんありますが、スマートフォンの普及、それに応じた縦型動画の利用などなど、いま動画がマーケティングとして利用される背景について考えます。

_マーケティング視点で考える動画
動画をマーケティングに利用するということは、単に写真を動画に入れ替えるということではありません。動画にすることの目的は、あくまでも自社の課題を解決するためです。
課題を見つけ、それに応じたKPIを立て、PDCAを回していくという基本的な考え方が必要であることを改めて考えます。

_Facebook、Twitter、Instagram…SNSで展開する動画について
SNSで動画はどのように扱われ、いかにマーケティングに利用できるのでしょうか。各SNSがプラットフォームとして用意する動画との親和性はもとより、利用する側が知っておきたいさまざまな知識について解説します。

_Youtubeで公開する動画について
SNS同様、動画プラットフォームとして確立しているYouTube。広告としてだけでなく実際に動画を配信することで得られるメリット、マーケティングとして利用するための方法についてなど、あらかじめ知っておくべき基礎知識をまとめます。

_動画の効果を測定する方法、その考え方
動画を利用したマーケティングでは、動画つくって終わりではありません。公開した動画がどのように見られているのか、アプローチしたい層に届いているのかなど、その効果を測定しながらさらなる改善が必要になってきます。そのための効果測定について、解説します。


第2部「事例集」
_5つの事例から学ぶ、動画マーケティングの現場からの視点

コラム
_費用対効果で考える自社の動画制作(予算と規模感の相関)
_中小企業が実践すべき動画マーケティング10か条

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