2016.11.18
LINE@ ココを理解せよ!
自社とユーザーとのタッチポイントは? 事前に1配信の効果を把握しておこう
Point 1 ゼロからのスタートでどこまでできる?
なるべく費用をかけない前提で、LINE@を運用するとしたら、どこまでのことができるのか。まずはその前提となる情報を共有しておこう。キーは“いかに「友だち登録」してもらうか”だ。
自社とユーザーとのタッチポイントを把握せよ
LINE@は、限られた配信数で運用するだけなら無料で始められるサービス。ここでは、この敷居の低さに関心を持ち、これからLINE@を導入しようと考えるWeb担当者や、本格的な運用でつまずく人たちに向けて、運用を軌道に乗せていく流れを解説する。
LINE@は、そもそも「友だち登録」をしてくれたユーザーに対してプッシュ通知ができるサービスだ。よって、「友だち」の数を確保しておかないと運用しようがない。あらかじめターゲットユーザーが集まる場所を整理してLINE@アカウントを周知しておく必要がある。
ここでは誌面に限りがあるので、「少人数で運営する小売り系の店舗」が始める」設定で、話を進める。
「LINE@を始める前に、まずは店舗でユーザーとのタッチポイントを洗い出します。新規顧客リストをつくりたいなら、告知用の立て看板を置く、任意の棚や壁面に告知ポスターを張る、店内放送を流す。リピーター施策重視なら、レシートにQRコードを付ける、チラシを一枚挟む、合わせて口頭で補足する、などが考えられます」(小谷田太河氏)