2016.11.16
Instagram広告 ココを理解せよ!
Instagramの「世界観」を正しく知って効果的な獲得につなげよう
Point 1 Instagram広告を実施するための基本
流行りのInstagramで広告を運営してみたいと考えているPR担当者も多いはず。だが、Instagram単体で広告を出稿することは仕組み的に困難だ。まずはその理由を確認していこう。
Facebookページの運営が前提条件になる
誰でも自社での予算に応じて広告を出稿できる「セルフサービス式のInstagram広告」が日本でも開始されたのが、2015年10月のこと。低予算から始められる広告ということで大いに注目を集めたが、どこから手を付けてよいのかわからないと困っているPR担当者もまだまだ多いだろう。
そのわかりにくさの理由のひとつが、現在InstagramはFacebookの傘下にあり、サービス自体は別物だが広告プラットフォーム自体はFacebook広告と共通のものを利用している点だ。つまり、Facebook広告の運営実績がないと、Instagram広告を単体で利用しようとしても仕組み上できないのだ。
そのため、Instagram広告を始めるにあたって最低限必要な条件は、自社のFacebookページ開設と(Facebook)広告アカウントの取得となる。これ自体は会社のメールアドレスと決済方法としてクレジットカードの登録を済ませればすぐに開始できるが、それよりも重要なことは、「他のサービスとInstagramの世界観の違いを理解すること」だとコムニコの中島敦美さんは語る。