2016.01.28
[コラム]まだある、今すぐ体験できるIoT●特集「IoTの現在」 6つのキーワードから知る、さまざまなIoTのカタチ
ここまでに紹介した以外にも、さまざまな領域で、さまざまなIoTがリリースされている。今後は、さらに多くのものがインターネットとつながり、IoT化していくことが予想される。それぞれの機器は、IoT化することで、どんな新しい価値を提供しているのだろうか。ここでは、今すぐ導入可能で、ユニークなものを紹介していこう。
タグ・ホイヤー初の「コネクテッドウォッチ」:TAG Heuer Connected
タグ・ホイヤーがリリースしたAndroid Wear搭載のスマートウォッチ。サファイアガラスの風防を採用し、ブレスレット部分にもチタンを利用するなど、本格的な「腕時計」だ。Bluetooth LEでスマホと接続する。Android Wear搭載であるため、アプリが動き、ウォッチフェイスも変更可能だ。

日本での発売価格は16万5,000円。同社の「CARRERA」によく似たデザインで、保証期間が終わる2年後にCARRERAのスペシャル版と交換できるというオプションが用意されている
進化型サングラス:JINS MEME MT
3軸ジャイロセンサーと3軸加速度センサーを内蔵したサングラス。体幹のズレや運動による体軸の変化をとらえることができる。たとえば、ランニング中の体軸の状況を見える化し、走りの改善に役立てる。3点式眼電位センサーを内蔵し、疲れや眠気も検出できるウエリントンタイプの眼鏡もある。

耳掛け部分にセンサーとバッテリが内蔵されている。SDKも公開されており、JINS MEMEを活用するためのハッカソンも開催されるなど、さらなる進化が期待されている