2015.12.02
動画施策10のヒント[2]動画の目的とその見せ方●特集「動画マーケティング」 この動画、どこで誰に見せるのが一番いい?
一口に「動画施策」と言っても、実際の取り組みとして具体的にどのようなことを考え、実行しなければならないのだろうか。施策の実践の際につまづきやすい点や迷いがちなポイントを10個取り上げ、その「考え方のヒント」を解説する。「第2のヒント」は、動画の種類とその目的についてだ。
マーケティングに用いられる動画は、それぞれに「目的」があり、適切な「表現手法」を用いることで、求められる役割を果たす。例えばSNSでの話題づくりが目的なら「楽しい・人と共有したい」と思われるような表現が適切だ。そこに宣伝色や説明色の濃い表現を用いれば、視聴者は楽しめず、拡散してもらえない。では、目的にあった表現手法とは何か、それをどんな役割に用いることが適切だろうか。第一部で紹介したGoogleの「HHH戦略」でも提唱されていたことだが、ここではより実践に則して、さらに5つのパターンに分けて考えてみよう。