[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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本局の中継はこれで終了です。ご観戦いただき、ありがとうございました。
五番勝負の日程は下記の通りです。シリーズもお楽しみに。

第1局:4月7日(火)神奈川県秦野市「元湯陣屋」
第2局:4月22日(水)山梨県甲府市「常磐ホテル」
第3局:4月29日(水・祝)神奈川県藤沢市「時宗総本山 遊行寺」
第4局:5月19日(火)東京・将棋会館
第5局:5月29日(金)東京・将棋会館

(紋蛇)

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勝利者インタビューは、YouTubeチャンネル『将棋情報局』にアップされる予定です。そちらもご覧ください。


(インタビューに応じる西山女流三冠)

(紋蛇)

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(終局直後)

(西山女流三冠は挑戦権を獲得。リターンマッチ、9年連続のマイナビ女子オープン五番勝負の登場を決めた)

(加藤桃女流四段は2年連続で挑戦者決定戦での敗退。終局直後は肩を落とし、元気がなかった)

【西山女流三冠のインタビュー】
――序盤の△4四角という居飛車の工夫に対して、▲4六銀から▲6七金と上がり、その後▲5八飛から中央突破をはかりましたが、あの辺りの局面についてはどのように考えていましたか。

西山 先攻できるような展開ではあったんですけれど、やっぱり銀冠が固い状態ですし、攻めあぐねると結構6七金がたたってくるのかなというところで、結構攻めも遅いですし、自信があって指せていたわけではなかったです。

――その後、△8五歩と継ぎ歩をされました。その局面について、形勢はどのようにみられていましたか。

西山 △8五歩が見えていなくて、読み進めてみると結構厳しいのかなっていうところで。▲7五歩はその場(でとっさに思いついた)手なんですけれど、その後もあんまり自信のない展開になったかなとは思いました。

――▲3三桂成と角を取りまして、▲8四角打と繋いだ局面がありました。そこは振り飛車が駒得だったんですけれども、その局面の形勢判断についてはいかがでしたか。

西山 少しいいのかなと思っていたんですけれど、実際に結構、速度勝負になると思った以上に(後手玉が)遠かったり、△5七歩などの見落としがあったので、実際の形勢はちょっとわからなかったです。

――その後、終盤で「端玉に端歩」の格言通り▲1五歩と端攻めしたときに、△8二竜と引かれてなかなか攻めるのが大変なのではないかと思ったんですけれども、その局面についてはいかがですか。

西山 そうですね。△8二竜もちょっとうっかりしていまして、指されてみると急に遠くなったので、形勢も見直していました。

――その後は形勢が好転した、はっきり良くなったと思われた局面はどのあたりになりますか。

西山 本当によくわからないと思っていました。△6六角の攻防手はかなり厳しいですし。いや、ほんとに最後の方だったかなと思います。

――今期は本戦からの出場でしたけども、それを振り返っていかがでしたか。

西山 トーナメント中も本当に大変な将棋が多くて。苦しんで考える時間も長かったので、そういう意味では結果に繋がってよかったなと思います。

――今期の五番勝負は挑戦者という立場ですけれども、9期連続で五番勝負を戦います。福間香奈女王とのシリーズですが、いかがでしょうか。

西山 マイナビ女子オープンは本当に長くお世話になっていまして、修業時代から棋力を伸ばせていただいた場かなと思いますので、思い入れのあるところかなと思います。また五番勝負も始まるとあっという間かなと思いますので、しっかり準備して挑んでいければなと思います。

――五番勝負の第1局が47日に『元湯 陣屋』ということで、少し間が空きます。それに向けてどのように向かうか、意気込みをお聞かせください。

西山 マイナビ五番勝負は結構短い感覚で進むのかなと思うのでその時々、課題を持って、よい結果に結びつけられるように頑張れればと思います。

 【加藤女流四段のインタビュー】
――序盤の△4四角は比較的珍しい駒組みだったと思われるんですけれども本局、用意された作戦だったんでしょうか。

加藤 いや、特に用意はしてないです。

――その後、振り飛車が5筋から動いていきましたけれども、△8五歩と継ぎ歩をした局面についてはどのように捉えていましたでしょうか。

加藤 難しいと思っていました。

――終盤の入口あたりに▲4五桂と角取りに打たれた局面で、角を逃げずに△6二銀と受けましたけれど、その局面についてはいかがでしょうか。 

加藤 あそこは悪いと思っていました。

―― その後、▲1五歩の端攻めに対して、竜を自陣に△8二竜と引き付けられましたけれども。その局面では▲1五歩に対してですね、△6九成桂や△5七歩といった他の手段っていうのは考えられていましたでしょうか。

加藤 考えたんですけど、どうでしょう。私は攻め合い負けをしてしまうと思ったので、受けの手を選んでしまいました。

――最後ちょっと負けにしたと思われた局面があるとすれば、どの局面になるでしょうか。

加藤 いや、いまわかんなくて、もどかしいですね。△4二香がはっきり悪い手だったのかなと思うんですけど、▲4五桂(130手目)の局面でちょっと寄せが見つけられなかった。寄らないのかもしれないですけど、いまわからないので、すごい悔やんでいるところです。

――今期で2年連続挑戦者決定戦の舞台に勝ち上がられましたけれども、今期の本戦を全体振り返ってはいかがでしたか。

加藤 いや、ちょっといまは振り返れないですね。この将棋しか振り返れないです。

(紋蛇)

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図の局面で加藤女流四段が投了しました。終局時刻は16時44分。消費時間は▲西山2時間56分、△加藤3時間0分。
前女王の西山女流三冠が挑戦権を獲得しました。リターンマッチの第1局は4月7日(火)に、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で行われます。

(紋蛇)

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図は6六にいた竜を6九に入ったのに対し、▲5九金打と叱りつけたところ。川上七段は「竜を逃げる一手に、▲3四銀成から▲3五桂から速いです。△5七歩が間に合うとは考えにくいので、先手が勝勢にみえますね」と話しています。



(紋蛇)