[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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急所の桂を取って、棋士室では先手優勢と見られています。次に▲4四桂が厳しく、△4四銀と受けられても▲3三歩△同金▲2五桂で、手順に後手玉に迫れます。

(武蔵)

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15時20分、局面は終盤戦に突入しました。▲7三角は玉の逃げ道を塞ぎながら飛車に当てる好打ですが、△7二飛のときにあとひと押しが難しそうです。福間女流五冠は時間を使います。
対局立会人の山本真也六段は▲7四桂を示しました。(1)△同銀なら▲4五銀上で先手よし。(2)
△7二飛も▲6一角△7四飛▲4三歩成で、寄せの包囲網が敷けます。
残り時間は▲福間1時間9分、△加藤27分。加藤女流二段の残り時間は30分を切っています。

(福間女流五冠は第15期以来の五番勝負進出を目指す)
 
(加藤女流二段は踏み込んで、先手玉に迫った)

(武蔵)

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加藤女流二段は先手の攻めに乗じて、2枚の桂を躍動させます。▲3四歩には△4四桂が好打。▲7六飛には△7五歩▲7九飛に△5五馬と急所に引きつける感触がよさそうです。福間女流五冠は15分を費やして▲4四歩と垂らしました。△4四桂を消す「敵の打ちたいところに打て」の格言に従った手渡しで、後手を迷わせます。棋士室の石川優太五段は△8九馬▲4六銀打の2手を示しました。以下△5七桂右成▲同金△同桂成▲同飛で、陣形の手厚さを主張できます。
 

(福間女流五冠は中盤のねじり合いに持ち込む)

(武蔵)

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関西将棋会館の1階には、販売と将棋道場があります。
 

 
(将棋グッズや扇子、棋士の色紙などが並ぶ)
 
(奥には将棋道場。老若男女が楽しめる)
 
(奥のパーティションを開ければ、さらに広がる)

(武蔵)

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13時40分頃の局面です。福間女流五冠は銀を引いて、▲4八銀~▲4六銀~▲4七銀の「銀多伝」の陣形を目指しました。加藤女流二段は隙ありと見て、7分の少考で△7五歩▲同歩△6五桂▲6八角△8六歩▲同歩△1三角(下図)で戦いを起こしました。

角交換を迫り、▲同角成△同桂のあと、△8六飛が残ります。
 

(千日手局とは打って変わって、攻勢を仕掛けた加藤女流二段)

(武蔵)