将棋情報局

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▲伊藤-△甲斐戦は16時28分、115手で伊藤女流三段が勝ち、ベスト4入りを決めました。消費時間は、▲伊藤2時間31分、△甲斐3時間0分(持ち時間は各3時間)。


(牛蒡)

第13期 >> 本戦2回戦

先手優勢

2019.12.11

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後手にチャンス到来かと思われましたが、▲7五角(図)の攻防手がいかにもぴったりで、どうやら先手が優勢になりました。残り時間の差も大きく、伊藤女流三段が勝ちに近づいていると見られています。

(伊藤女流三段は3回目のベスト4入りなるか)

(牛蒡)

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先手が王手角取りの技をかけ、図の局面では飛車金交換の駒得になりました。しかし、▲4四飛成自体はやや甘く、中継室を訪れた中村真梨花女流三段は「先手もこの瞬間は怖いはず。後手に何かありそうな気がします」と話しています。甲斐女流五段の残り時間は22分。その「何か」を発見できるかどうか。

(牛蒡)

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本局は先手から動きました。1図から▲4四銀△2二角▲3六歩△4三金打▲同銀不成△同金▲2五金で2図という流れです。△2二角は桂取りを受けつつ、3三桂がさばければ大駒で4四銀を取る狙いを秘めています。しかし、▲3六歩が△2二角をとがめる手になりました。角を引いたことで3五の守りが薄くなっているからです。△4三金打は仕方がなかったかもしれませんが、金銀交換の得を手放すことになり、辛抱した手といえそうです。

2図は後手の浮き飛車が目標にされています。相振り飛車ではよくある展開ですが、後手は金が4三に上ずっているため、飛車を渡すと反動がかなりあります。後手が苦しくなったかもしれません。


(朝の甲斐女流五段。いまは辛抱の時間帯か)

(牛蒡)

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対局再開から数手ほど進みました。先手陣は不安定な形でしたが、▲8九飛まで進むとしっかりした陣形にも見えます。後手は午前中に金銀交換を果たしましたが、さらなる戦果を挙げられるかどうか。▲4四歩から▲4三銀という筋が見えているため、攻めだけを考えればいい、という局面ではなさそうです。


(4手目△9四歩を指す甲斐女流五段)

(牛蒡)