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とある編集者の1日~本の倉庫にて~

2014.09.30 | 

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最近、マルちゃん製麺ばかり食べている米澤です。

袋麺の中では群を抜いておいしいと思います。
 
 
編集者はとかく、不健康になりがちです。
朝の出勤以外は日光を浴びないこともしばしば。
しかし今日は珍しく、朝から埼玉県志木駅に行ってきました。
 
志木駅からタクシーに揺られて約15分。
本日の目的地に到着です。
 
 
「(株)マイナビサポート」
「つばめ急便」
 
……要は、本の倉庫です。
ちなみに裏には畑が広がっています。
 
 
本日わざわざ倉庫に向かったのは、「実地棚卸」をするため。
 
※「実地棚卸」とは
一言で言うと、本の数を数えて確認する作業です。
 
本好きにはたまらない(?)本の倉庫。
仕事の合間に、ブログ用に慌てて数枚写真を撮ってきました。
ご覧ください。
 
 
これ、全部本です。
3,4メートル積み上げられています。
しかもこれで全体のごく一部。
本の塊の間には木の板がうまいこと挟んであり、フォークリフトを使って本を運びます。
…フォークリフトの写真撮り忘れました。
 
 
数冊ずつ、こじんまりと棚に積んであるものもあります。
こじんまりと言っても、この棚がずらーっと並んでいるのですが。
将棋の文庫があったので慌てて撮影しました。
ぶれていて分かりづらいですが、裏側には46判と呼ばれる本もありますね。
 
せっかくなので少しだけ専門的な話を。
数える際には、「完本」「未整理本」がそれぞれ何冊あるか数えました。
「完本」とは、出荷可能な本。
「未整理本」とは、書店から返品された等、まだ出荷できない本。
帯やカバーを巻き直して再出荷したりするわけです。
 
完本がないと困るので、倉庫に本が積んであるのは当たり前のことと分かっています。
しかし編集している立場としては、書籍は倉庫ではなく、読者の元に1冊でも多く届いてほしいもの。
特に画像の手前3冊は、自分がカバー帯を担当した書籍なので、思い入れもあります。
 
とりあえず、本気で願を掛けてきました。
売れますように…。